9月優待個別銘柄(1)7550ゼンショーホールディングス

暇な時は(って、だいたい暇ですが^^;)、優待とPF組み入れ及びその候補の個別銘柄について、自分のメモという意味も含めてちょっと書いていくことにします。

とりあえず、最初は9月優待の7550ゼンショーホールディングスです。

ゼンショーホールディングスの優待内容は下記。

権利確定月 3月末日・9月末日
優待券(年2回)
100株以上 1,000円分の食事券 (500円券2枚)
300株以上 3,000円分の食事券 (500円券6枚)
500株以上 6,000円分の食事券 (500円券12枚)
1,000株以上 12,000円分の食事券 (500円券24枚)
5,000株以上 30,000円分の食事券 (500円券60枚)

※ 定められた期限内に未使用で最新の優待券を返送することで、優待券3,000円分1冊につき、「すき家牛丼の具」「なか卯親子丼の具」「トロナピッツァ」等いずれか1セットと代替が可能

※ ご利用対象店舗:「すき家」、「なか卯」、「ココス」、 「ビッグボーイ」、「ヴィクトリアステーション」、「ジョリーパスタ」、「エルトリート」、「華屋与兵衛」、「久兵衛屋」、「はま寿司」、「牛庵」、「いちばん」、「宝島」、「オリーブの丘」

ここのところはほぼ毎回、1,000株か2,000株のクロスで優待を取っています。個人的にはここは取得重点銘柄となっています。

というのは、使用可能店舗の中で「なか卯」「ジョリーパスタ」「ビッグボーイ」の3つについては自宅のわりと近くに店舗があり、実際に利用することがある実需銘柄だからです。「すき家」については近くに店舗はありますが、利用はしません。

というように、優待を取得する場合は、自分にとってのその目的や意味を明確にして取得することが重要になり、その視点によって、自分の資金量やスタンスとも勘案をしながら、いつ、どれだけの数量をどれだけのコストなら取得するのかということを判断していくことになるからです。

7550ゼンショーホールディングスの時価は9/3終値では2,771円です。ここはマクドナルドと並んで、かなり一般信用に出てくる株数が多く、取得月の中盤ぐらいでも一般信用でクロスできるありがたい銘柄です。これが、すかいらーくとなるとそうはいきませんが。

現在はまだ楽天の無期限の一般信用でも残数が多くあります。

ここで楽天の大口優遇の手数料体系だと取得コストは、1,000株で2,000円程度。現物を貸株扱いにすれば、実際は1,900円台の取得コストとなります。これで1.2万円の食事券が来ますので、個人的にはこれは十分に納得できる範囲です。そのため、あまり直前まで引っ張って低コスト取得をめざすのではなく、とりあえず1,000株を確保し、場合によっては追加するという形をとります。

このあたりは店舗では使わずに最初から売却を考えての取得だと、さらにクロス時期を後にずらして低コストでの取得をめざすという判断もありましょうし、より少額で高効率での優待クロスをめざすため取得をスルーするという判断もありましょう。

なお、ここからの取得での利回りを概算してみると、
現物1,000株の保有を一ヶ月継続してコストを2,000円とすると、優待は1.2万円分の食事券でこれは実際に店舗で消費するため現金同等と換算。つまり、277万を一ヶ月拘束されることで得られるのが1万円。ということは、277万の一ヶ月定期のようなものです。これは年換算利回りで計算すると5.3%弱程度になると思われます。

一般信用での優待クロス取引はコストもほぼ固定的で、この運用のリスクは現金とか国債の運用のリスクに近いと思われます。それでいてこのリターンは昨今の金利から考えれば相対的に高いリターンになっていると思われます。

なお、同様に取りやすいマクドナルドの場合、近くに店舗はありますが、これは実需、実際に優待券そのものを使うことはほとんどなく、最初から売却を考えて取得します。今月でいえば木曽路も同様に売却の可能性が高くそれを意識しての優待取得ということになります。

優待内容はそれぞれにとって価値や意味が異なります。このあたりを明確にして、どこを重点にするか考えておくことはやはり意味があると思います。

なお、投資対象としてはゼンショーホールディングスは特に魅力を感じるということはありません。そのため、ポートフォリオに組み入れる純投資の対象にすることは現状では全く考えていません。私は値動きのリスクを取るような投資対象にはしないということです。

つづく

 

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