トヨタ ヤリスクロス 本日試乗 コストパフォーマンスの高いSUV

トヨタのヤリスクロス、本日試乗させてもらいました。ハイブリットのFFのモデルです。本当はAWDに乗りたかったのですが、試乗車がないということでこれになりました。

走ったのはいつものコースです。

結論的に言うと、これは「コストパフォーマンスの高いSUV」ということになります。この車はこれからも含めて試乗した車の中では価格帯は最も安くなります。それでいて必要十分の装備などはあり、走りも軽快です。反面、あちこちに質感等が高くない部分などもあり、逆の言い方をすれば「価格相応のチープさ」があるとも言えます。ここらは判断の基準をどこに設定するかで見方が変わるところです。

よいところ

・着座位置はやや高いというぐらいで違和感はなく、視界はそこそこよくて運転しやすい。ハッチバックからの乗り換えでも違和感なし。

・走りは軽快かつスムーズ。劇的なスポーツ性などはないものの、通常の走行では必要十分な性能。ハンドルは軽く、女性でも違和感なく運転できそう。カーブもロールする感じは少なく相応に安定。

・後席そのものはさして広いわけでもないが、後席を倒した時の荷室はほぼフラットでそこそこ広い。トランクの下の部分が薄めのトレイ、さらに下の緊急タイヤスペースまで2段に分かれていて使いやすそうな印象。

よくないところ

・全体的に質感が高くないと感じる部分があれこれあり。シートも選択できない。パワーシートはいいのだが、稼働時にギーギーとモーター音。全体にプラスチックを多く使った室内の雰囲気は必要十分ではあるが高級感はなし。シートも中央部が白っぽい色のファブリックのもののみ。LEVORGの必要以上に豪華感がある革シートも不要感があるが、ヤリスのこの色の感じも好みではない。

・ハンドルを持った時の質感が安っぽい。ハドルシフトはなく、ミッションはECVTおまかせ状態で、あまり人が積極的に介入する余地が乏しい。軽快ではあるが運転が楽しいかと聞かれればそうでもない。

・静粛性が高いとは言いかねる。踏み込んで加速した時は、かなりにぎやかな音が車内に入ってくる。

・スタイリングがここのところの「近未来」的なトヨタ車のそれ。個人的には好みとは言い難い。CX30のオーソドックスな流麗さの方が好き。

ということで、これは下限のスタンダードとして乗せてもらったという感じで、これを選択する可能性は現状では低いです。

ただ、9月中旬にはカローラクロスが発売になり、展示車はわりとすぐに来るようです。9月下旬であれば試乗できるかもしれません。エンジンの排気量もヤリスクロスよりも0.3リッターほどは大きく、車内空間も余裕があるでしょう。資金的に許すなら、トヨタで選択するとすればカローラクロスの方が可能性はあるように思います。

なお、注文してからですが、10月でも納車は春ぐらいまでずれ込む可能性があるということでした。例の半導体云々や東南アジアのコロナ禍の影響ですね。

トヨタは次のカローラクロスを楽しみにしておきましょう。

 

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