株で儲けるより大切なこと(1)
目次
株で儲けるより大切なこと(1)
FIREというには遅いけど、「FI」ではある状況
最近は「FIRE」というのがはやりだそうで、これは「Financial Independence, Retire Early」、つまり「経済的自立と早期リタイア」ということです。意味としては、「お金の心配がなくなったら、仕事はやめて好きなことをしましょうよ」的なことかなと思います。もうちょっというと「仕事はやめて」のところは「お金を得ることを主目的として仕事をする」というようなニュアンスが含まれるのではないかと思います。
私自身がフルタイムの仕事を辞めたのは50代の前半です。この時点で、やめたら退職金も入るし、それなりに資産運用での利益の蓄積もあるので、まあ、仕事での収入がなくても普通の生活していくには特に支障はないという判断ができたので、そうしたわけです。そのあたりの理由などは下記に書いています。
これ以後も数年はパートの形では賃金をもらう仕事もしていましたし、年代も50代前半ですから今のはやりの「FIRE」の「Retire Early」にはあまりあてはまらない、定年退職よりは早いですが、30代とか40代とかでのリタイヤではありません。
が、この時点で、「まあ、普通には生活していけるよね」という「Financial Independence」の部分は、そんなに贅沢ができるようなレベルでもないですが、実現しており、それが今も継続しているということになります。
生活費を稼ぎ出すために頑張って投資する必要はない
こうした状況下では、別に株でもなんでも、生活費を稼ぎ出すために頑張って投資するなり、売買するなり、する必要はない、そうしなければいけないということはないわけです。
別に今のポジジョンをそのまま保有しているだけで、不動産からの収入も含めて、それなりの収入があり、ここから年金支給が開始になる数年間は保有している現金を使いながら過ごしていくということでも、なんら支障はありません。
となとる、日々の売買などは「必要」があるというよりも、もちろん利益を出すことをめざしていきたいと思いますが、「エンターティンメント」「楽しみ」の部分が大きいということになります。例えばIRセミナーに参加してあれこれ考えたり、聞いてみたりするというのは、実際の投資、売買につなげて損益に関わってくるということもありますが、それ自体が面白い「エンターティンメント」です。
最大の課題はQOLの維持、向上 体調管理と体力向上
別にここからどうしても投資で利益をあげつづけていかなければならないわけではない、となると、自分自身の最大の課題は別のところにあるということになります。
それは端的に言うとQOLの維持、向上です。QOL=Quality of life(クオリティ オブ ライフ)は「生活の質」ということです。
心身ともに健康な状態を保ち、「生活の質」を高く維持することができる、そこが最大の課題です。
ただ、実際は体調面で管理、配慮が必要なことがすでにあります。食生活では脂肪分はそんなに摂取していないのに、コレステロール値が下がらない・・・。人間ドックのあと詳しい検査をしたら、これが「家族性高脂血症」だったことが判明し、心臓の冠動脈は自覚症状はほぼないものの血流がかなり阻害されているところも見つかりました。これについては、朝日インテックのカテーテルも使っての複数回の手術で改善をしてもらい、現在はかなり多めの薬を日々飲みつつ、この管理をしている状態です。
また、それより前に血尿が出たことをきっかけに腎臓の検査をしてもらい、腎臓結石がいくつもあることが判明。これもカテーテルでの手術で結石を壊して治療。体外衝撃波での治療も行いましたが、これはうまくいきませんでした。これは経過観察をしつつ、尿酸値コントロールの薬を日々飲んでいます。
それ以外だと、一昨年には人間ドックの結果から大腸の検査をして(オリンパスの内視鏡利用)ポリープ(←良性のものでした)の切除をしてもらったりもしました。
まず、こういう体調管理の面をきちんとしていかないといけません。現在顕在化しているものだけでなく、例えば癌などへの注意も必要でしょう。父も母も、最後は結局癌を患って亡くなってますしね。
というような「守り」の面だけでなく、本当は積極的に健康を増進するような体力づくりなどをすすめればいいのですが、基本、運動が苦手というか嫌いといか続かない・・・(^_^;。が、ここのところが体調の管理と並行しての「QOL」向上の維持に大きく関わってくることだと思います。
つづく。