7733オリンパス マーケットが好む「選択と集中」

ということで、7733オリンパスですが、決算を受けて株価は上場来高値を更新しています。

株価推移はこちら。少し前は損失隠し云々で上場廃止まで噂されていましたが、やはり特定分野(ここは医療用内視鏡)で世界トップの製品、技術を持つ企業の強みというのを感じます。アクティビストが取締役会に加わり、単に売り抜けるだけではなく経営に参画しながら、事業の効率を高めている点も評価されやすいのだと思います。

ここはすでに赤字で足を引っ張っていたカメラ事業は切り離しています。カメラの方はOMDというブランドで、レンズやカメラ開発は継続しています。

これはトリップ35というフィルムカメラ以来のオリンパスユーザーとしては残念に感じます。

しかし、こうした赤字分野を切り離して、得意分野に集中する「選択と集中」はマーケット的には評価されやすいと感じます。

今回も業績の上方修正とともに顕微鏡などの科学分野(ここはカメラ事業のように赤字というわけではない)の売却等の検討をすすめるとの発表もありました。

このあたりも昨日の株価上昇の大きな原因でしょう。

株式市場からの視点としては、やはり効率的な経営というのが評価されやすいです。特定の分野に集中するのはリスクを高めることにもなるというところもありますが、ここの場合は主力の製品が医療用の内視鏡です。

この分野は、様々な状況下で一時的に投資が控えられて売り上げが減少したりすることはあるでしょうが、基本的には病院等に一度導入されれば、新機種への買い換え、新規導入などでの購入は継続し、消耗品でも利益が得られます。デファクトスタンダードを取れば、相応に高い利益率での事業継続が可能でしょう。今後は同社の技術はダヴィンチのような手術ロボット的な機器にも生かされ、様々に活用されていくことになるでしょう。

個人的には毎年人間ドックで胃カメラ検査をしているので、カメラ以外でもお世話になっています。毎年、十二指腸潰瘍痕を指摘されます(^_^;。

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