今年最高の紅葉に出会う 海住山寺・笠置寺(1)

今回のコースは下記。R24の木津川市、お茶の福寿園のところからR163に入り、まず海住山寺へ。

前回もでしたが、R163から海住山寺へのルートは坂をのぼって山の中腹まで行く感じなのですが、カーナビが案内するルートがやたらと細い、昔からの村落の中の離合も困難な道だったりします。これ、少しR163を先まで進んでから左折すれば、広い道から行けるのですが。

その後に笠置寺へ行って、昼食は比較的最近できた南山城村の道の駅を初めて利用しました。

この京都府南部の南山城地域は、場所としては京都と奈良の間の奈良寄りのところにあり、古くからのお寺も点在しています。

浄瑠璃寺は平等院にも似た庭園式のお堂があり、阿弥陀仏さんがずらっと並んでいる姿はなかなか壮観ですし、岩船寺もしぶい雰囲気のお寺です。飛鳥時代からの大きな仏像があり蟹が大蛇をやっつける説話でも知られる蟹満寺も近いです。

で、海住山寺ですが、ここの五重塔は国宝。現存の五重塔としては、鎌倉時代からのものですが、法隆寺、醍醐寺、室生寺に次いで古いものです。小さい十一面観音は美しい独特の造形で、代用檀像といって白檀などの香木の代替の木で彫られた仏様です。こうした仏像は亡くなった父の研究対象でした。他にも小さい四天王像や大きめの観音像、弘法大師蔵なども本堂内におかれています。

で、集落の中の細い道を抜けて坂道をあがると、お寺の下の駐車場につきます。所沢ナンバーの車があったりして、人は少ないですが、遠方から来られる方もあります。

階段を昇って境内に向かいます。その階段の脇には落ち葉がたまっています。葉っぱは縮れているものが多いです。やはり紅葉はもうひとつなのか・・・。

 

が、木にまだついている葉はわりときれいなものが多い。南禅寺などではこうした葉っぱまで縮れているものが多かったですが。

よく見ると落ちている葉の中にもきれいな紅葉がありました。

期待しつつ境内へ。

つづく。

 

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