図書館本。

宝島社の本は、なにかうさんくさい(^_^;というか、装丁も含めて重厚さはないです。

実際、どうでもいいような内容のものもありますが、ここで紹介されている方々は、「本物」なのだろうと思います。

実はここでは株探の「超スゴい裏ワザ」と言えるようなものはほとんど紹介されていません。

そうではなくて、登場する方が銘柄選定や売買の方法のベースの部分について解説している内容で、その内容そのものは特別なことではなく中身としてはオーソドックス、しかしそれを徹底して行い、自分のものとされている方々という印象です。

井村俊哉さんなんか、特にそうですね。個別銘柄のファンダメンタルズを重視する方向性は自分もそうですが、まあ、なにせ徹底度が違うと思いました。

元芸人さんのしゃべりがうまくてメディアに登場しているだけの個人投資家と思ったら、まあ、大間違いですね。井村氏の銘柄分析の方法や実例について詳しく解説したちゃんとした本を読んでみたくなりました。本質はその方法そのものというよりその徹底度とそれを繰り返すことによる判断力の向上というところでしょうから、これはいくらそれを紹介されたからといって、井村氏のエッジがなくなる、消失するということはないのかなと思いますし。