悩むIPO 9212Green Earth Institute 当選分はどうする

ここからのIPOの当初当選分ですが、4419Finatextホールディングスについては当選放棄でスルー、9258CS-Cは取得で確定したのですが、みずほの9212Green Earth Instituteについてはまだ悩んでいるところです。

公開価格は1,160円で、仮条件1,060-1,160円の上限でした。100株ですし、そんなに金額的には大きくなるということはありません。ですが、このIPOマーケットの状況で果たして取得するのが適当なのかどうか、思案するところです。

ここの事業内容はバイオリファイナリー技術を活用した、グリーン化学品の開発及び事業化ということになってます。なんだかよくわからないですね。コリネ型細菌という微生物を活用した高効率な発酵技術(バイオプロセス)がコア技術で、現在石油を原料として生産されている化学品をバイオマス由来のものに転換、または従来バイオマスより生産されている製品をより効率的な生産方法に代替していくことをめざしています。これでもよくわかりません。まあ、この技術が具体的にどこまでどう有望で実際にどう利益につながっていくかなど、精度をもって見通すことはできません。が、IPOらしい、これまでにない「新しさ」は感じます。

悪材料
・IPOマーケットがこの地合い。従来の好調だったIPOマーケットの時よりも1.5段階引き下げぐらいのイメージでいるのがよいかも。

・12月末のIPOラッシュ、激闘の中での上場。12/24は中でも集中日で7銘柄が一気に上場。埋もれる可能性。

・まだ利益が出ておらず、海のものとも山のものともつかない技術

・基本的にVCの出口案件。ストックオプションの売り圧力もあり。

好材料
・技術に独自性、IPOらいし新規性あり。

・まさにSDGs関連の銘柄。地合いがよければいきなりぶっ飛ぶような可能性もあったか。

・赤字継続ではあるが、研究開発等で売上はたってきており、赤字幅は一気に縮小。創薬ベンチャーのように延々と赤字が続くばかりというのとは違う?。

中立
・類似性が意識されるのは感じとしてはユーグレナ。

とりあえず100株もらったとして、その後にどうするのかもちょっと通常のIPOと同一視しにくい。

・当初からPF組み入れのつもりで放置してしまう。
・公開価格割れなら即刻損切りでもうさわらない。
・公開価格割れでもあえて初値で買ってみる「ネットプロテクションズ」作戦
・高そうなら初値買い、安そうなら損切りの両面作戦

意外なほど初値買いのパワーが弱いというのもありそう。そこをイメージして、公開後の買いも視野にいれつつ、当選分はスルー、辞退というのが安全策としてはありそう。とか、あれこれ考えて、月曜に判断します。

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