来週の方針(3)優待クロス 12月分実質取得終了 取得数は過去最多

12月の優待クロス取得は実質ほぼ終了しました。来週の28日火曜日が権利付き最終日、翌29日水曜日が権利落ちとなります。

取得数は、例によって家族の協力も得て家族全体でということですが、名義数では100弱程度の取得になっていると思われます。これは数としては過去最高です。

但し、ロイヤルやアークランドなど、取り逃がしたり、スルーにしていたりする銘柄もわりとあります。

数が多くなるのは現金の資金枠が比較的大きいからですが、これは借入金の分を現金で保有して運用しているからです。

アパート建築時に、別に現金ですべて支払おうと思えば可能だったところ、当初10年は団信込みで年利1%という借り入れ条件だったため、3,500万程度を借り入れしました。つまりこの分は手持ちの現金ポジジョンとして、好きに運用、活用するという形をとっています。

借入金の方は2018.4から元利均等返済をすすめて、現在の借り入れ元本は3,000万弱となっています。元本が少しずつ減少する分、均等返済の中での利子の額も少しずつ減少し、逆に返済する元本の額が少しずつ増加をしていく形になります。

団信がここについてるので、従来加入していた生保の定期保険部分は解約しました。まあ、そもそも、年をとると定期保険の必要性というのはあまりなくなりますが。また、支払い金利分は確定申告時には不動産の収入から控除することができます。住宅ローン控除のようなものはないですが、借り入れをすることでこのようなメリットもあります。

つまりは年間で借入金の支払い金利1%以上の運用益を出せれば、借り入れをしておいた方が運用上は有利で、この分、実際に保有している純資産よりも若干レバレッジがかかった額の運用をしているということになります。

まあ、普通に主要な銘柄の優待クロスをしているだけで、年間1%程度の運用益は軽くクリアはできているとは思います。というか、通常は、この現金の部分は現在はこの優待クロスでの運用が低リスクのわりには手間をかければそこそこのリターンはあるため、他のリスクがあるものにドカンと資金を投じたりせずにこの形での運用を選択しているということになります。例えばこれは金利が上昇して個人向け国債が有利と判断するような状況となれば、以前にしていた「個人向け国債ころがし」の形に戻してもいいわけです(←これは個人向け国債を買って1年たったら一度売却しておき、再度買い直すことで証券会社のキャンペーン礼金を得るような方法です。)

以前にも書きましたが、優待クロスはインベストメントとしての投資とは基本的にはまったく別物で関係がありません。値動きのリスクをとって安く買って高く売るか、高く売って安く買うかをめざすトレード、売買とも関係がありません。

ただ、現金枠を手数料と金利を払って株式の形にしたり現金に戻したりしているだけのことで、それで優待をとってリターンを得ようとする低リスクの現金運用にすぎません。

しかし、この「すぎません」という部分で、どうも取り組みが甘くいい加減になりがちなところがあり、ミスを根絶できていません。やはり、無意識の部分も含めて、どうも「なめている」部分が抜けきらないです。

が、この現金は株式市場がクラッシュした急落の場面などでは、それに買い向かう資金に充当されたりする可能性はありますし、フリーハンドで自己判断での活用ができる枠ではあります。

12月優待クロスについては、月曜日にまたわずかに日興での一般信用売りでのクロスがありますが、もうこれでほぼ資金枠がいっぱいで、銘柄や株数を追加しての取得は難しくなります。

現金枠をとりあえずいっぱい使ってしまっていますので、年内に支払いをしておいたらよい資金も、年明けに支払う形にしました(←自動車の購入資金350万弱程度)。これは当初から伝えていたことではあるので特に問題はないのですが、本来であれば年末に可能な納車が新年にずれこむことにはなります。

なお、主に優待クロスでの様々な売買回数が増加したため、家計全体での年間の売買回数は現状で約2,800回強となっており、現時点ですでに昨年の2,750回程度を超えました。最終的に12月優待クロスの決済を完了すると、回数は2,900を超えてくると思われます。

年明けからはこの売買の細かい個人別の集計作業というのが待っています。なにせ私自身や奥さんの分はすべて一般口座での売買となっており、必ず確定申告が必要ですので、正確な計算をしておかないと申告の数字が出ません。この作業は実に面倒ですが、結果として自分自身の年間の売買を丁寧に振り返ることにはなりますので、そこであれこれ反省したりする機会にはなります。

なお、現金枠はほぼ使ってしまっていますが日興の口座には現物株式をかなり移管して入れていますので、これを代用有価証券として信用のポジジョンはそれなりにまた取ることができます。
月末のポジジョンは、1月はお休みでも2月以降の日興のステージに影響してきますので、信用ポジジョンの設定は相応にしておきたいと思います。

また、優待クロスについては、1月はこちらも閑散月ですが、その後の2月、3月まで見通して、早期にポジジョンを設定してもいい銘柄や優先的に取得を考えたい銘柄などを整理しておきたいですね。

 

 

 

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