今年のまとめと来年の課題(1)PF 今年の状況

今年のまとめと来年の課題(1)PF 今年の状況

ということで大納会、結局最後に上昇とはいかず、PFの実現+時価評価損益も、昨年末からの+1,000万超えとはなりませんでした。

全体の状況は下記のようになっています。

全体の状況

上記の840というのが日本株PFの実現+時価評価損益です。ここにはIPOの利益+200万程度も含まれています。そのため、既存の中長期運用のPFの部分だけだと640万程度の上昇ということになります。3883とうのは昨年末の日本株PFの時価評価額の総計。4182万はその本日のもの。IPOの利益分を乗せても、昨年末と今年末の差額が840万の損益に対して小さいのは、全体としては日本株は売り越していたという形になっています。キーエンスを少しずつ売却していったことなどが影響しているのでしょう。

対指数比

年間ではIPOを含めた株式とREITの全体では20.9%の上昇でした。

株式の部分は日経平均が5%程度、TOPIXが10%程度の上昇だったのに対して、21.6%の上昇となっているので、大幅に指数を超過したパフォーマンスにはなっています。IPO部分を除外しても16.5%程度の上昇となっているので、これは結果的にはよく健闘した方だと思います。

これは別に銘柄選択が優れているわげでも、売買がうまいわけでもありません。実質、バイ&ホールドに近い形で保有を継続し、組み入れ比率が高い(高くなった)銘柄の株価が比較的堅調に推移したことが影響しています。

個別銘柄の例

こちらは6861キーエンスのチャートですが、年間で株価は5.8万から7.2万あたりまで上昇しています。およそ24%の上昇です。これが100株保有で、組み入れ比率はPF中で最大です。

9434ソフトバンクは時価評価額300万ほど。2100株の保有です。ここはIPO以来、そこそこの株数を残している銘柄です。まあ、ベータ値が小さいというか指数との連動性が薄い銘柄で、値動きが独特です。ここは年間の上昇率は8%程度ですから、上昇に貢献というより、むしろ足を引っ張っています。

が、配当利回りが高いため上記損益には含めていないインカムゲインでの貢献がそれなりにあり、かつ、PFの中で緩衝材的、値動きの幅を小さくするような効果がある銘柄です。

さて、以下はどこのチャートでしょうか。

これは7203トヨタ。ここが組み入れ比率3位。株価は1600円ぐらいから2100円ぐらいまで上昇。上昇率は30%を超えています。これでPERは12倍程度です。

まあ「普通」感がある銘柄ですが、上昇率はキーエンスよりも高いです。

2471エスプール。こちらは760円程度から1200円台まで上昇。上昇率は60%程度となっています。トヨタとはある意味対照的で高PER銘柄です。いろいろ「うまい」と思わせるところがある会社です。保有1,200株で、すべて「ただ株」状態となっています。ここは今日も細かく1000円ほど利益をとる売買をし、これが今年最終の売買となりました。

というようなことで、これ以外だとフジミインコーポレーテッドとか扶桑化学工業の半導体製造関連、事業再編のオリンパス、割安感訂正のオリックスなど、個人的には「普通」だと思っている銘柄が「普通」に堅調に推移したなぁという感じが強いです。

つづく。

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