3480(株)ジェイ・エス・ビー 株主総会でこれを聞いてみましょうか 1

(株)ジェイ・エス・ビー

株主総会の案内が来ていました。

場所はここです。例年、このホテルですね。本社がすぐ近くで準備などにも都合がいいのでしょう。本来、本社に株主総会が実施できる程度の会議室でもあればそこですればいいと思いますが、そういう適切な場所はないのかな。システムディは本社のそんなに広くない会議室で株主総会ですが。

さて、(株)ジェイ・エス・ビーの業績ですが、四季報では【快走】と書いてもらっています。まあ、そこまでの評価でいいのかどうかは判断の分かれるところではあるかと思いますが堅調であることは確かで、直接的には懸念されたコロナ云々の影響も全くなく、売上高、利益とも順調に推移しています。

四季報では「海外展開を想定」云々の文言があり、中長期的ビジョンとしてそうした点まで視野に入れているのはよいと思います。ここらあたりはまたIRの方にも聞いてみたいと思いますが、総会では以下の2点について予告なしで聞いてみましょうか。

・株主還元の水準

ここの株主還元は「総還元性向20%」というものです。以前に一度、配当性向20%の方針を示しましたが、一度もそれを実現しないまま比率としては同じながら自社株買い等も含めた総還元性向という形に方針を変更しました。個人的には現金配当でも自社株買いでもそれはよいとは思いますが、示した方針を十分に実現可能な条件があるように見えるのにまったく実施しないまま方針を変更してしまうようなことは企業の信頼性の面で疑念をもたれかねません。

また自社株買いだと、株式の流動性の面で課題があり、プライム市場選択とかかわって新株の発行や筆頭株主(もともとの亡くなられた社長のご家族で役員にも残られている)からの株式の売出などもしているのに、また例えば3億、10万株程度の自社株買いを実施すると、その分、流通株式の減少につながるようなことになるかと思い、これも疑問があります。

それはともかく、基本的に、配当性向であっても、総還元性向であっても、この20%という水準が適正かどうかという問題があります。

マザーズの急成長期にある企業であれば細かく配当を出してもらうよりもそれを企業の成長の原資として活用した方がよいというのは一般論的にはよくわかりますし、株主還元の比率が低くてもそれが合理化されるような場合もあるでしょう。

ただ、ここについては基本的に不動産の運営、管理で事業内容の基本はストック型であり、その業績は安定的で着実です。もちろん新規物件の取得等での資金需要はあるでしょうが、この低金利下、実際に行っている金融機関の借り入れでまかなえる部分もありましょうし、今回は新株の発行もしています。この20%の水準は30%にしてもなんら違和感はありません。実際、類似の8908毎日コムネットの配当性向では少し前でも30%、直近では40%という水準です。

なお、毎日コムネットはベネフィットワンのサービスを株主優待として提供していますが、ベネフィットワンの社長の白石氏はジェイエスビーの社外取締役だったりします。ここらは次の質問とちょっと関係してきます。ベネフィットワンの配当性向は軽く50%を超えています。白石氏も株主総会に参加されているでしょうから、社外取締役としての見解を尋ねてみるというのもあるかと思います。

基本は、株主還元の水準が低いということですね。

次、IRについての現状認識と問題意識、具体的施策。

 

 

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