永守流 経営とお金の原則

図書館本。

言わずと知れた永守氏の本。

なにか「いけいけどんどん」の強烈なおじさんのようなイメージがあるかもしれませんが、実にまともでまっとう、金融などについても緻密な戦略で事業を拡大してきたことがわかります。

本書はあまり細かい数字とかは出さずに、お話的にわかりやすく書かれているので読みやすいです。が、中身は全うで本質的なことにふれられています。

個人的には京都銀行とのからみが面白かったです。永守さんは京都銀行のことを「京都グダグダ銀行」と呼んでいるそうで(^_^;。融資の時など、あれこれ細かいことにグダグダと言われたことを指していますが、「面白いことに京都銀行が融資する際にグダグダ言った案件はすべて成功している」そうです。

京都銀行って、もともともは京都市内発祥の金融機関ではなくて、今でもだけど京都市内では金融機関としては信用金庫が大きな力をもっているところがあります。京都銀行はいわば「後発」の金融機関だったわけで、そのため西陣の繊維産業とかではなく、融資先を広げるのはのちの京都ハイテク企業群となる新しい企業群とならざるをえなかったような面もあったようです。結果的に元祖VC的な存在として、京都銀行は現在の京都の主要な企業の大株主となっており、株式含み益は地銀の中ではトップクラスになっていると思います。

あ、日本電産は80株株主です。永守さん自身、若い頃から株式投資もされていたということが書かれています。だつたら、零細個人投資家の気持ちもわかるでしょうから、早いこと株式分割をしてください。

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