CX30で八風街道を走る

昨日は三重県から戻ってきましたが、帰路、三重側から滋賀側へ、R421、通称、八風街道(はっぷうかいどう)を走ってきました。

三重県と滋賀県は鈴鹿山脈をはさんで隣接している地域があり、この山脈を越えていくルートがいくつかあります。以前、秋に走ったR477、通称鈴鹿スカイラインもそのひとつです。こちらはそこそこのワインディングロードでわりと標高が高いところまでのぼってから駆け下りるような道でした。

R421はそれより北側の道ということになります。石榑峠(いしぐれとうげ)を超えていきますが、峠の部分はトンネルになっており、トンネル内が県境です。

道路は道幅が極端に狭いようなところもなく、走りやすかったです。

CX30は1.8のディーゼルのエンジンのため、やはり絶対動力性能、トルクでは、7年落ちの2.2Dのアクセラの方が上です。

しかし、普通の山道程度であれば必要十分な動力性能はあり、登坂車線は軽く踏み込むだけでトラックなどはパスできました。

また、出色なのはコーナリングの安定性とスムーズさで、ストレスを感じることなく気持ちよく走ることができます。ベクトリングコントロールという機能も効いているのでしょう。

若干残念なのはパドルシフトの運転感覚とエンジンブレーキ。2段のシフトダウンをパッパッとしても、エンジンブレーキの効きがちょっと弱い感じがしました。また、パドルの操作感覚としては、ごくわずかにタイムラグを感じるようなところがあり、ダイレクト感がちょっと弱いような・・・この点は10年ぐらい前のデュアルクラッチのアウディA3スポーツバックの方がよかったです。まあ、マニュアル感覚の高回転で、シフトでギアをスパスパ入れ替えながらスポーティーな走行をするようなキャラクターの車ではないといえばそうなんですが・・。

が、全体としてはやはりスムーズさがあって、走りの質感の高さというのは随所に感じられました。CX30は一応SUVという車のカテゴリーに含まれていますが、そんなに車高も着座姿勢も高いわけではなく、運転していても特に腰高感を感じるようなことはありません。反面、車体がさして大きくないこともあって、後席も荷室もそんなに広いわけではなく、実質5ドアハッチバック的な車であるとも言えます。

今回、パドルシフトにはやや違和感もあったものの、山道を結構活発に加減速しながら楽しく、また安心して走ることができたのはよかったです。

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