来週の方針(1)PF

若干の上げ下げはありましたが、結局、週間では前週末とほとんど同じでした。

パフォーマンス的には日経平均に迫ったところもあったのですが週末でまた離されています。

結局のところ、キーエンスの値下がりが響いているということです。前年末は7.2万ほどだった株価が、現在は4.9万ですから、わずか100株でも時価評価でのマイナスは230万ぐらいになります。別に業績は堅調でさらに伸びしろもあると思っているので、別に売却する気はないですが。

これを除外すればパフォーマンスはTOPIXよりもましになります。

米国株の方はそれなりの下落が継続しています。昨年などわりと米国株への投資をすすめる声が大きくなっているような印象がありましたが、比較的最近、こうした声に押されるようにして投資を始めた人にはあまり気分がいい状況ではないかと思います。まあ、長期で考えようとか、短期的な値動きは見ないようにしようとか言われても気になるのが普通です。また、含み損だろうが実損だろうが、利益の喜びよりも損失の痛みの方を大きいこととして感じるのは、人間の考え方として普通のことです。だから、これはもう慣れるしかないです。パフォーマンス云々というより、精神的な余裕度を高めるという意味で、利益が出るところがあれば部分的な売却もからめながら安全域を広め、投資を継続するのがいいのではないかと思います。

PFの売買は、日本電産を20株買って100株にしました。

ここ、また投資単位引き下げについてのリリースを出しています。東証の規則かなにかで最低投資額が大きめの企業はこういうのを出さないといけないということになっていたと思います。こちら。まあ、例によって形式的な文書です。前回の分割のことが書かれていますが、この時点で株価は1万円を超えていたと思いますので、分割しても東証の求める1単元50万以下にはならないような分割です。東証の規定、100株50万というのは別に罰則があるとかそうした性格のものではなく、法律でもなんでもないので、無視したところでこうしたリリースを出せばそれですんでしまいます。

ただ、日本電産については、以前からあれこれつっこんでいますが、個人向けのIRセミナーなどは熱心に幅広く実施しているのです。であれば、最低投資額も、東証の求める50万以下にとりあえずすればいいのにと思うのに、それに即した分割はしません。キーエンスがそんな「細かい」分割をしないのてそれはそれでわかるのですが、日本電産の方は依然として、この姿勢の乖離のようなものが理解できません。

あとは、日本ホスピスが下落していたので100株買い増ししています。さらにちょっと下落していますが、こういう小型で、社会的に意味があり重要は事業をすすめている小型の成長株をPFに少し組み入れておくのは悪くないかと思っています。ただ、業績が期待どおりに伸びなければ、株価的には厳しい場面もあるでしょう。そこは認識した上でということになります。

来週も、これまでどおり、株価の動きについていくように売買はすすめていきます。

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