仕組債は買うな!←マネーのまなび BSテレ東

マネーのまなび BSテレ東を見ておりました。
仕組債が取り上げられていましたが、解説していた田村正之氏のコメントはズバリ「仕組債は買うな」でした。よく言った。

で、仕組債のメリットは「リトマス試験紙」だとも。これはいいコメント。

私自身、もう25年近く前ですが、豪ドルのデュアルカレンシー債というのを買ったことがあります。最近のオプションの売りを原資とした仕組債とはちょっと異なりますが、これは元本と金利の支払い通貨が異なるというものでした。当時はこれが仕組債という販売側で設定した商品であったことすらよくわかっていなかったように思います。

率直に言って、仕組債はやらずぶったくりの最低の商品です。もちろん、詐欺な違法なものとかそれに近いものはひどいものがあれこれありますが、普通に堂々と証券会社や銀行、郵便局で、リアルでもネットでも宣伝して売られている商品としては最低のものでしょう。無論、個々の商品での若干の違いはありましょうが、全体としてはだめです。なんのための仕組みか、仕組む側が儲けるための仕組みにすぎないからね。

売る側にとって都合がよいコストが極めて極めて高い商品です。田村氏は普通で6-7%、20%というものもと発言していました。コスト20%の商品・・・。ちょっと絶句ですね。銀行の預貯金の金利は今いくらですか。普通で6-7%って、まあ、べらぼうな高コストです。

しかし、保険関係もコストがわからないですが、仕組債もちゃんとコストの開示がされているかと思いきやさっぱりです。自分のコスト負担がいくらかわからん、そういう商品は基本的には買いたくない。

でも、売る側は売ればその暴利が合法的に得られるのだから売ろうとする。

まあずるい、汚い商品だと思います。リスクは顧客に負担させて、リターンはかすめとって顧客には一部しか渡さない。だから、やらずぶったくりです。

「リトマス試験紙」というのは、こういう商品をすすめてくる販売員は、よくない商品だとわかっていて販売しているか、よくないことをそもそもわかっていないか、どちらかで、どちらにしてもよくないので、そういう意味でリトマス試験紙的に使えるというわけです。

あと、これ「債券」という形に見せていることもよくないと思う。だから仕組債という名称自体、どうかなと思います。「債」というとイメージは国債、せいぜい社債、外債ぐらいで、基本的に「堅い」というイメージがあったりしますから。

日経=テレビ東京が堂々とこれを放送したことは意義、意味が大きいと思います。評価します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。