同志少女よ、敵を撃て

図書館本。

文章がさっぱりしていて、一見「軽い」。会話も多く、ページ数のわりにどんどん読み進められる。独ソ戦の中でのソ連の女性狙撃手を主人公にした物語。

いきなり冒頭から虐殺シーン、以後、スピード感と緊迫感の中で主人公の少女はスナイパーとして「成長」していく。単純に勧善懲悪で割り切れない、重さの残る物語。

日頃、小説はあまり読まないですが、楽しんで一気に読めました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です