IRセミナー1835東鉄工業 強固な関係 JR東、独自の技術・知識の蓄積 ★★☆
1835東鉄工業 強固な関係 JR東、独自の技術・知識の蓄積 ★★☆
こちらの話を聞かせてもらうのは初めてです。鉄道工事に強いゼネコン。売上はJR東関係が8割。
チャート。おとなしめの動きになっています。
配当利回り(会社予想) 3.88%(15:00)
1株配当(会社予想) 90.00
PER(会社予想) (連)10.94倍
PBR(実績) (連)0.83倍
鉄道関係のゼネコンということで、ここはJR東と緊密。直接の鉄道の補修など以外に周辺の事業もJR東関係の比率が高く、80%程度。
コロナ禍で鉄道会社の経営が非常に厳しくなり、その厳しさへの対応というか協力でここも値下げを受け入れたりしている関係で目先の業績には厳しさもあります。
但し、逆に通常のJR東関係の仕事は相応に利益率も高く安定した経営が可能なように感じられます。鉄道会社としても、こうした鉄道関係の建築の技術や知識を蓄積した会社がないと困るわけで、こうした企業を育成してきた歴史もあります。
高い成長性は望めなくても安定的な経営で配当利回りも相応に高く、JR東の業績回復とパラレルな形でここの業績も今年度、次年度と回復に向かう可能性は高そうです。ゼネコンの中では鉄道関係という独自の技術や知識を蓄積してきた強みもありましょう。
新規性や成長性に着目した投資対象ということにはならなくても、こうしたところをPFに組み入れておくのも一案かと思いました。
オリジナルのクオカードをいただきました。ありがとうございました。