7749イーディーピー 現状 買値のほぼ倍 評価に変化なし 生産能力向上に期待

200株保有を継続している7794イーディーピーですが、ここのところまた株価が戻り基調となっています。まあ、業績の上方修正以降は特にIRからの新しいリリースもありませんので、普通のランダムウォークの範囲内の動きといえばそうかもしれません。

株価はこちら。チャートはこちらで、公開価格5,000円から、初値は8,200円。業績の上方修正があって株価は大きく上昇し最高値は16,730円。そこから1.2万円台までの下落があって、今は1.5万台を回復というあたりです。

こちら、5,000円の当初当選分と、9,000円台の買い増し分の200株の保有を継続している形です。途中、細かいデイトレで利益が出たり、損失があったりしていますが、買いコストは7,500円程度ですので、現在の株価でほぼ倍、時価評価損益は+150万というところです。

事業は7-9月の第二四半期をすぎ、10月からの第三四半期にはいっているところです。第二四半期については、特に業績にマイナスとなる要素はなく、為替は引き上げられた前提の為替レートよりもやや円安で推移しました。なにせ売上の9割は米ドルを中心として外貨建てですから、為替の業績にもたらす影響は相応にあるのですが、個人的にはここよりも、会社の生産能力の改善・増強と、プロダクトミックス(製品の販売構成比)の変化による売上、利益へのプラス効果について注目して見ているところです。業績の数字は堅調なものになると見ています。

ここは半導体デバイス、ヒートシンク等々、ダイヤモンドの優れた特性を活かした様々なデバイスへの展開というのも魅力ですが、ここはまだ研究、実証段階で、すぐに具体的な製品への展開で大きな利益につながるようなことはなく、当面は合成ダイヤモンドの種結晶が支える展開が続きます。既に製品化されているものよりも大きな種結晶の試作にも成功していることが第一四半期の短信でふれられていたと思います。このあたりは早期の製品化が可能なようにも思うのですが・・・。

ということで業績面ではそんなに不安感はないのですが、なにせここは株価が値がさで高く、1.5万円なら100株で150万の資金が必要です。これではとても個人が売買しやすいとはいえません。そのため、早期の株式分割が期待されます。上場して短期でいきなり分割というのもあまり例がないと思いますが、少なくとも年内発表、3月には分割というぐらいの時間のペースでは実施してほしいし、比率は少なくとも1:5ぐらいは期待したいところです。実施の発表があれば株価材料にもなるでしょう。秋口にでも発表があればサプライズかと思います。

IRについては丁寧な対応をしてもらっていると思いますが、課題も感じます。例えば、細かな情報開示。例えば機関投資家向けの説明会は実施させているようですが、そこでの質疑応答の内容などはサイトにあげてもらいたいものだと思います。質疑応答も含めて情報であり、そこにアクセスできるのは機関投資家だけというような状況は望ましいとは思われないところもありますので。小さい企業で人員体制等難しいところもあると思いますが、情報公開については可能な部分でぜひ徹底してすすめてほしいですね。

売買の方はとりあえず保有を継続。ここから2割以上の下落でもあれば買い増しも。売却は分割後からで、当初資金を回収後、売り上がり、買い下がりの形で長期保有にすすめればいいなと思っています。

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