読了 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月
一気に読めてしまいました。
まさにテレビドラマのような展開でお話として面白いです。またコーポレートガバナンスについて考える材料、教材にもなります。
細かいディテールの部分も含めて書かれていることのどこまでが真実なのかを判断することはほとんどの読者にはできないでしょう。そうした点を割り引いても、日本の企業がずっと抱えている課題がドラマチックな形で具現化したケースとして、これは読んでおいていい一冊かと思います。
決め台詞「私はあきらめの悪い男なので。」これは本を読んで確認してみてください。
なお、もう一冊の図書館本として手元にある「日本株を動かす 外国人投資家の思考法と投資戦略」の著者の菊池正俊氏がこの本に実名で登場していたのにはちょっとびっくりしました。間接的に関係のある内容が菊池氏の著書の中で出てくるかと思われます。