7794イーディーピー WebIR(2)配当 ポジティブ

今日もマーケットは堅調なスタートになってますね。ワールドカップ効果もちょっとはあるのかな?。

WebIRの続き。

配当についてですが、以前から検討したいといったコメントはあったと思いますが、今回の質疑応答の中では「ポジティブ」という発言がありました。
これも私の質問に回答してくれたものです。

コメントとしては

・出せる状態にしたい

・今は設備投資を急ぐ時期←配当で資金を返すよりも設備投資にまわしての成長を加速させることを基本に考えたいという意味か

・配当については今後検討したい

・ポジティブに考えている

といった内容があったかと思います。

ポジティブというのは出す方向で検討をすすめるというように理解しました。もちろん確定したとか必ずとかそんな言い方はしていないですが。

高成長のグロース企業で配当を出さずに利益は成長投資に回すというのはよくあることで、それで企業が機会を逸することなく高い成長を継続することができれば株主としてもわずかな現金配当をもらうよりもそうしてもらった方がよいという場合が多くあります。ここについても基本的にはこのような考え方でよいと思っています。特に今は設備投資で生産能力をあげ、それを売上、利益の伸びにつなげることを重視するべきだし、それを今やらずにいつするという時期、状況だとも思われます。

が、わずかでも現金配当を出しておくことで、投資にルールのある機関投資家を呼び込むきっかけとなったりすることもあります。

また、今後、株式分割を経て株主も増加し、株価上昇によって株式時価総額も増えれば、2年など比較的短期でグロースからプレミア市場への市場変更というのを考える時期がくることも考えられます。というか、そのようなことが可能になれば、そうした対応をすすめていけばよいと思います。そうした時に、やはり無配ではなく配当性向は低くてもきちんと現金配当も出している、出せますという形にしておくことは意味がそれなりにあることかと思います。

ということで、個人的にはここについては別に現金配当は不要だけれど、若干でも出す形をとっておくことはポジティブ材料としてとらえておきます。

なお、ジェイエスビーのようなところは総還元性向20%というのは低すぎると考えているので、引き続き株主還元の比率拡大については問い質していくことになるかと思います(こことは状況が違うので)。

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