思い出と走る 南信から松本、諏訪へ(9)

扉温泉明神館を出て、扉峠からビーナスライン方面へ向かいます。

美ヶ原周辺のビーナスラインはまた思い出のある場所で、12月の初旬、天気はよかったのですがもう初冬の時期、サイクリング用の細いタイヤの自転車で松本市内から美ヶ原までのぼったことがあります。当時19歳でした。一人で行きましたが、まあ、無謀ですね・・・。上の方は雪もなく舗装路は快適に走れましたが、途中には未舗装のところもあり、パンクでもしたらどうにもなりませんでした。

扉峠からビーナスライン、三峰茶屋展望台まで来ました。通行量は全くないことはないですが、非常に少ないです。一番奥に美ヶ原、王ヶ頭のテレビ塔群が見えます。

こちら、なだらかな傾斜になっているのは浅間山。

望遠鏡は故障。

こちらは霧ヶ峰方面でしょうか。

さて、山をおりて、長和町の黒曜石体験ミュージアムに向かいます。

かなり下ってきたところにこんな湧水がありました。

 

ん、中山道?。ここ、おりてきたといってもまだ標高は1,000メートル以上あるはずです。こんなところに中山道?。もっと下に道があるのでは?。

いや、ここが昔の中山道で、実際の昔の道がそのまま残っているところがありました。ここは和田峠という場所で、中山道の中でも屈指の難所だったようです。

こちら参照。左記のページの「接待所」となっているところがここです。この峠道を超えていくのはかなり大変だったんですね。折角なので、また湧水を汲ませてもらいました。

つづく。次回で最終回。

 

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