キーエンス株主総会 質問文案

今週の株主総会の質問文案です。もうちょっと短くまとめようと思います。

一点目

「滝崎名誉会長、折角この場に出席していただいておりますので、御社の現状と課題等について一言コメントをいただければ嬉しく思います。議長の方でお取りはからいをよろしくお願いします。」

二点目

「昨年度も要望しましたので引き続きということになりますが、1:10程度の比率での株式分割をお願いしたいと思います。
1:10でも今の株価で考えれば東証の示す水準1単元50万円よりも金額は大きくなりますが、切りのよいところということでの1:10です。

関わっての質問ですが、
昨年、意見を参考に、今後検討し議論をしていきたいと回答していただいていますが、取締役会等でどのような検討、議論がすすめられましたか。
ここでする、しないということを明言していただくことは難しいかと思いますが、現在、どういう方向性をもっておられますか。

また、「個人投資家が投資しやすくするため、過去に何度か株式分割を行ってきた。」ともコメントしていただきましたが、現在の株価7万前後1単元700万円という水準が個人投資家が投資しやすい、投資家層の拡大や株式市場活性化にとって適正な水準であり課題はないと考えているのか、あるいは課題はあると考えているのか、いかかでしょうか。

個人投資家の立場からすれば明らかに課題はあると思います。700万も気軽に売買できる個人投資家は非常に少ないでしょう。

昨今、東証からのあらためての要請もあり、それを受けて多くの企業、例えば最近であれば関西の企業ではロームとか村田製作所なども大きな比率での株式分割を発表しています。

状況も去年から大きく変化してきている中で現在に至るまで分割の動きが見られないことは東証に上場していながらその要望を尊重せず事実上無視しているということで適切さを欠く対応であると考えています。

御社が事業をすすめていくにあたっては、株主数の増加や株式の流動性の向上はさして課題とはならず、むしろコストや手間が増大するというデメリットの方が大きいのかもしれませんが、上場企業としての責任という立場、それも株式時価総額3位、2位もうかがおうかという企業としての判断が求められると思います。

昨年、株式分割をすれば多くの方に応援してもらいやすくなる、株式分割をすれば多くの方に応援してもらいやすくなるとも回答していただいていますが、デメリットについては多くの要因があり具体的に「これが一つの要因です」と伝えることは難しいともコメントされていました。

結局、メリット、デメリットを比較してなにが主要な要因で株式分割を実施されないのか、そのことについて具体的には全く言及されていない、なにも回答されていないのに近かったです。これはアカウンタビリティ/説明責任という点でも問題があると思いますので、再度、デメリットについて複数の要因があるならそれについて最も重視している点はこれ、次に重視している点はこれ等具体的にご説明いただければと思います。

ぜひ昨年度よりも前進した積極的な回答をお願いします。」

 

なにかありましたらコメント欄からお願いします。

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