本物の長期投資でいこう!40年に一度の大チャンスがやってくる
図書館本。
澤上のおじい(失礼・・)と四季報大好きの渡部さんの対談。基本は渡部さんが聞き役。まあ、いつもの澤上節が炸裂というところで、選別した日本株個別銘柄への長期投資をすすめてます。お話口調で書かれているのですぐ読めてしまいます。
ベースのところでは共感度大。さわかみ投信が金融とかではなく、ものづくり系の企業への投資が中心になっているのもわかる感じがします。
個別企業の成長の反映としての株価上昇の威力も、少額ながら実感するところもあり共感します。
ただ、前から味噌も糞も一緒にしたようなインデックス投資を批判してますが、ここはちょっと見解が異なる。低コストで必ず市場平均の成績がとれ、経済の成長の果実が得られるインデックスファンドの意義や意味というのは非常に大きく、資産運用として別にこれでいいならいいのだろうと思います。
なので、インデックスファンドと個別銘柄投資は対立するものではなくて併存してよいもので、但し、その意味というのは同じ市場での売買なり投資という範疇にに含まれるものではあってもかなり違うよということだと思います。
ただ、知的見好奇心という意味で面白いのは断然個別銘柄への投資だし、それがいつくかに一つでもうまくいけばそので十分に相当の成果、リターンにもつながるのものだと思います。そんな手間暇かけられないということなら、別にインデックスーファンドでもさわかみ投信でも結構だけど、やはりそれではもったいないというか、エンターティンメントとしての意味も大きくかつ成果につながる可能性も相当にある株式投資の醍醐味を味わわないというのは惜しい気がします。