IRセミナー3024クリエイト ☆☆
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5段階で評価は2。
給水・排水パイプ、継ぎ手など管工機材の卸売り専業。
ただ、パイプといっても日本ピラーのような蛍石から製造され耐久性、信頼性が極めて高く半導体製造装置に使われる継手のようなものではなく、一般的な給水・排水パイプ。
社長さんは実直、誠実な感じで丁寧に話をしていただきました。
株価が急落していましたが、決算を見ると以下の記載あり。四半期で赤字転落です。ただ、年間の業績予想に変更はなし。
「[施工関連]
当セグメントの売上高は116百万円(前年同期比175.9%増)となりました。大型工事における資材価格の高騰や工期遅れなどの影響により、セグメント損失(営業損失)は186百万円(前年同期は14百万円の損失)となりました。」
低PERで、配当+優待利回りは相応に高く、事業内容は地味で、成長は期待薄となれば、かつての東証二部かジャズダックのバリュー系銘柄という感じです。
こういう銘柄群を丁寧に保有、売買し、インカムゲインも取っていくというスタンスはあることはあると思いますが、いわゆるバリュートラップでいつまでたっても株価が上昇しないという場合も。
個人的には独自の強みがあるものづくり系のところに惹かれる場合が多く、こうしたところは投資対象として意識するに至らないことが多いです。
住宅関連だけではないですが、ここのところ様々な機材が一斉に値上がりし工務店などは大変らしいけど、と聞いてみると、必ずしも価格の上昇は業績に悪影響が出るとは限らず、利益が取りやすくなるという面もあるようですが。ここは自社での製造というのもありますが、基本的には「商社」的な事業が中心となっているところなので。