どうする新NISA 大和で継続する意味なし 日興?ネット証券?(2)

では、新NISAは日興か、あるいは楽天、SBIのネット証券がいいのではないか?。日興はどうでしょう。まず手数料体系は下記です。

こちらがダイレクトコースの手数料体系となっています。ちなみにダイレクトコースの信用取引の手数料は(手数料だけとれば)無料です。

昨今のこれからの無料化も含むネット証券の売買手数料体系と比較すれば高いですが、大和よりはずっと安くリーズナブルです。

これであれば例えば高配当で保有を継続する銘柄の場合は手数料を払ってもNISAに放り込んでおけば配当分の非課税対応分で手数料はすぐにカバーできるケースもありそうです。

こちらは総合コースです。いわゆる大和のコンサルティングコースに該当するところで、こちらの手数料体系の水準はかなり高く、頻回な売買には手数料が割高すぎて使えません。この総合コースのところはあとからちょっと関連内容が出てきます。

さて、大和と日興の比較ですが、IPOの当選の方は、大和はチャンス当選の制度がなくなって当選の可能性が低くなっているのに対して、日興の方はダイレクトコースですからネットでの申し込みだけですが、いつも書いているように無理に信用のクロスポジジョンを月末につくることによってプラチナのステージを維持しており、この制度が始まって以来毎年、複数回は優遇当選を得ています。で、たまたまその中に相応に有望な銘柄が毎年含まれていたりして、そこそこの利益確保につながっています。

この傾向が今後も継続するとすれば、IPO銘柄の売買をNISAで非課税にするというのは日興の方がよさそうということになります。日興のステージ制の仕組みは以下にようになっています。なにもしない場合と比較してプラチナの25票というのは実際、感覚的にも相応に効果があるというのかせこれまでの実感です。

 

で、この日興には家族分の口座もあるのですが、これは実質的にはまったく稼働していない状態のままほぼ放置されているというのが現状です。

ということで、大和のNISA口座よりも、IPOの当選確率の違いや手数料体系の違いにより日興のダイレクトコースでのNISA口座の方が相対的にましというのがとりあえずの結論です。

で、日興の窓口では家族分の代理人登録が可能かどうか聞いてみましたが、可能ということです。つまり、正規の登録が終了すれば、大和と同様に私自身が代理人として家族の口座を管理し売買することができるということです。

ただし、その場合、私自身はダイレクトコースを利用すればそれで取引できるのですが、代理人登録された家族分の口座は総合コースしか選択できないという形になるそうです。

ですが、この代理人登録の家族口座についてはIPOでは支店へのブックが可能ということです。私自身はダイレクトコースでネットでしかIPOブックは入らないのですが・・。ここにもし、大和の家族プラスのような制度があり、家族の口座もプラチナステージが適用されるなどのことでもあればいいのですが、そういう制度はない模様です。

IPOの支店へのブックについては、かつての大和は零細個人投資家にも時々配分がありました。伝説の一発500万儲けのリログループも、支店での裁量の配分によるものですし、それ以外にも一発100万超えのような銘柄の配分がいくつかありました。が、最近は担当者もなしで、支店へのブックは電話に出てくれた人に伝えるということで可能は可能ですが、よほどの大型とか不人気銘柄でもない限り、ほとんど取引もしない零細個人投資家への配分は皆無に近いです(そもそも不人気系は支店へはブックを入れないですが)。

日興もとりあえず代理人登録をすれば私はダイレクトコースを維持したまま、家族分として支店へのブックは可能にはなりますが、これで有望銘柄が取れる可能性はかなり小さいでしょう。それでも可能性としては皆無ではなく、そこそこ銘柄なり自己判断でまずくまずと判断した銘柄などは取れる可能性がないとも言えません。その実験ということで、本人分に加えて配偶者分の口座も新NISAは日興にしてみるという判断もありそうです。

IPO配分については京都支店というは不利ではないかなーとも思っています。というのは、支店の規模が大きく、かつ有力顧客が多すぎると思われるからです。大都市圏の東京、大阪、名古屋、神奈川などでは同一の都道府県内に複数の店舗があります。それに対して、京都は基本的には京都支店しかありません。で、資産家の個人も多いでしょうし、企業・団体としても、上場企業を始め、大学や高校などの学校、宗教法人等も多く、ひとつの支店としての扱い高は全国でもほぼトップクラスになっていると思われます。野村なんか京都支店を経由するのは出世コースと聞いたこともあります。そうしたところではIPOの配分は株数が多少多かったとしても争奪戦は厳しく、零細個人投資家にまわってくる余地はかなり小さくなるように思いますね。

うーん、どうだろう、手数料とかを考えると新NISAは楽天やSBIの方がいいのか。手数料が無料であれば、優待クロスの現物保有に成長枠のNISA口座を活用するというのもちっょと考えられるかもしれません。

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