12月優待クロスの主力銘柄のひとつ、3197すかいらーくですがも、予定している全株数を一挙にということではないですが、本日よりクロス開始です。

ここの株主優待株主優待の内容は下記。数年前にかなり水準が引き下げられています。
株主様ご優待カード
100株以上 2,000円分
300株以上 5,000円分
500株以上 8,000円分
1,000株以上 17,000円分

もっとも効率がいいのは100株ですが、優待内容の金額が少ないです。で、続いて1,000株が効率がよいという変則的な形になっています。

売りは日興の一般信用、買いは楽天かＳＢＩの手数料無料という形でいくと、取得コストは1,000株で6,000円強。現物は貸株金利をもらうということにしてコスト6,000円とします。

これで1．7万円分の優待カードですからコスト率は35％とまだかなり高めです。できればもっとひきつけていきたいところです。

しかも、ここの優待はオークションでの換金率があまり高くありません。金券ショップも同様で買取しないところもあります。この実質価値を1．5万円としましょう。

すると、このクロスでの実利はコスト6,000円を引いて9,000円ということになります。権利確定まで75日、必要な現物取得費用は210万程度です。

これがどれぐらいの利回りか計算してみると0．9万／210万=0．4286％。但し、年間になおすと365／75ということで、年換算では2．086%となります。

つまり75日満期の210万定期預金の利率が年率で2．1％という計算になります。これを税引き後で換算するか、税引き前で換算するかでまた評価がちょっと異なったりします。ちょっとした手間はかかりますが、ここでの早期クロスでもこれは下記のような社債よりもリターンはましということになります。

 

スルー　三井住友フィナンシャルグループ　第18回無担保社債　10年　1.758%

まだコスト率が高いすかいらーくでこれですから、これがマクドナルドであれば差はもっと大きいでしょう。