和歌山・花山温泉と友が島の旅(5)加太 砲台跡へ

さて、2日目の目的地は「ラピュタの島」として有名になった友が島です。ここは和歌山市西部の港から船に乗らないと行けません。

午前9時から船が出るということで、これに間に合うように出発したつもりだったのですが、花山温泉からは和歌山市の中心部を通るルートが距離としては最短でナビはこのルートを案内、が、時間的に大渋滞とまではいかなくてもかなり交通量が多く、港まで予定より時間がかかって9時の船には間に合わず。

しょうがないということで、まずは加太(かだ)の山上にある休暇村(休暇村紀州加太)の近くにある砲台跡に行ってみることにしました。ここも規模はやや小さいですが、友が島と同じようなレンガ造りの施設が残っています。

この地域は太平洋側から紀伊水道を通って大阪湾へ船で侵入するには必ず通るルートであるため海峡の両側に砲台を設けてその防衛をしようとしたということになります。1945年の終戦まで残っていた施設だと思いますが、実際にここに戦闘状態の時に敵国の船が侵入してきたというのはなかったのではないかな。

休暇村へ向かう舗装路から徒歩でレンガの道をあがります。

 

ここだけでもう雰囲気があります。

砲台跡から下の方にレンガ造りの部屋が多数あります。

耐震的にも大丈夫ということなのか、特に立ち入り禁止などにはなっていなくて、部屋の内部にも立ち入ることができます。

こういう感じが「ラピュツ」っぽいということかなと思います。

つづく。

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