京都国立博物館「東福寺展」
昨日行ってきました。もうこの日曜日で終わりになるので、その前の最終の平日ということになります。
東福寺は近くの学校に通っていましたし、紅葉の時期や新緑の時期などに何度も訪ねているなじみのある場所です。臨済宗、京都五山の一つのお寺で寺域は広大です。境内が真っ赤に染まる紅葉の時期は極端な混雑になったりします。
京阪七条駅で下車して七条通を東へ進むと、大仏前交番の看板が目に入ります。ここは秀吉の時代には広大な寺域を誇り、奈良の大仏以上の巨大な大仏があった場所ということで、その名残ですね。今は城の石垣のような大きな石が残っているぐらいですが。
レンガ造りの旧の本館だけでなく、この外構のレンガの塀も含めて重要文化財の指定になっています。
9時すぎに入りましたが、すいてますね。ありがたい。
ここだけ写真撮影可能。大きな仏像の手(本物)。東福寺にも大仏クラスの巨大な仏像があったということです。これは知らなかった。
かなり大きな金剛力士像もすごい迫力でしたが、圧巻だったのは明兆の描いた五百羅漢図。若冲の動植物の絵のシリーズ以上に、数も大きさもすごいものでした。全部一挙に展示できないので、順次、会期中に展示内容を変更していたみたいです。
こんなノートを買ってしまいました。五百羅漢図のノートです。ノートとかいっぱいあるのですが・・。ついつい買ってしまいます。880円。
京都国立博物館、春には「雪舟伝説」という展覧会が開催される予定。「四季山水図」も出るようです。これも行きたい。