今年のまとめ(1)PF

最終週の日本株PFはわずかに指数を上回る程度でした。

年間の日本株PFの上昇率は8%に届かず、日経平均にもTOPIXにも大きく劣後し大敗状態です。サッカーでいえば0封は免れるものの4対1ぐらいで完敗というところでしょう。

さて、ここまで大敗した原因はなんでしょうか。一つは主力のキーエンスが年初からはごくわずかしか上昇しなかったこと。100株とはいえ金額は600万以上になりますので、これは大きい。

さらには新興系の人工ダイヤモンド銘柄イーディーピーがズルズルと下落し、すべて利益確定の売却ではあるものの今年のパフォーマンス的にはマイナス寄与となったこと。

また、例年であればIPOの損益分の上積みが相応にあるのですが、これが例年の半分以下しかなく、とりわけ例年であれば最終的に利益を加算する12月のところではIPOマーケットがセカンダリーも含めて資金がろくに入らず絶不調となり、利益加算がほとんどなかったことなどによります。

組み入れ銘柄としては金融系が少なく、バリュー系の組み入れはわずかで、比率的に上昇が大きかった銘柄はあれどもPFへの貢献はわずかだったことなどがあります。

まあ、そんなに極端に大きな間違いとか失敗があったということでもないので、これは自分のスタイルや組み入れ銘柄と相場の動向が合わないところが大きかったということにしておきましょう・・・。

あと、REITの方は金利上昇懸念もあってか収支しょぼい値動きで、結局、わずかに指数よりもましという程度のマイナス状態で終了となりました。

日本株とREITの合計では時価評価額は昨年末から270万程度のプラスにしかなっていません。

ただ、実際の資産運用全体としてはまずここに配当や分配金などが加算されます。これを月間10万とすると120万程度です。

年間を通して取り組んだ優待クロス分のプラスもあります。現金枠は4,000万程度ありこれを優待クロス用として回していましたので、リターンもそこそこ大きくなります。ここは細かく現金換算でどうという計算はしていませんが、4,000万の2%とすれば80万です。逆に借入金の金利支払いは年間26万程度。多分、実際のリターンは優待分は年間80万は超えていると思われます。

直近3ヶ月のヤフオクの落札額は下記のようになっていました。これは知人から依頼された分の代理出品落札額も含まれていますが、6月、12月といった優待到着繁忙月はオークションに回している優待品も多く、その落札代金でかなり日常の生活費がまかなわれている感じです。

 

あと、アパート家賃収入と太陽光発電の収入があります。アパートの方は貸している3室のうちもっとも条件がいいと思われる一室が空室になっていますが、サブリース契約のため入ってくる家賃には変化がありません。

他、収入としては配偶者分の年金が今年の後半から半額入るようになりました。来年はこれが全額になります。私自身の方は支給はまだ再来年からかと思いますが。

で、支出の方は今年は自動車の購入などのまとまったものはありませんでした。

結局、全体として見れば収入と支出がほぼ見合う形で、増えはしていないけれど減りもしていないような状況かと思います。

運用全体としては、現在の形を最初から目指したわけではないですが、資産を現金、株式、不動産に3分して運用する形になっています。現金の部分は借入金の占める割合が高いため、実際の純資産よりはこの分レバレッジがかかった形で運用資産額が大きくなっているということになります。

 

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