3804 (株)システム ディ 株主総会(1)

3804 (株)システム ディ 株主総会(1)

株主総会は定刻の10時にスタート。総会そのものは短時間でした。出席者は25名程度か。個人投資家の方は半分ぐらいでしょうか。

総会時の質問等。

社長が今回で交代になるので、それと関わって自身の功績、やりのこしたこと、新社長へのアドバイスなど。

→今後の課題として透明でわかりやすい評価制度を挙げられていました。
また、トップは人を動かすことと判断することが仕事で、躊躇なくそれができるようにとのコメントが印象的でした。

創業者の社長が亡くなられたことでその後を引き継ぎ、今回、創業者の子息に社長を譲るという形になりますが、社長になられてから会社の業績は、ちょうどコロナが広がる時期と重なりましたが、それでも着実に拡大し、きちんと相応の成果を挙げられたという印象です。

上場企業のトップの重圧というのはどれほどのものか、ちょっとお気楽個人投資家にはイメージすることができません。それが今度は新社長にかかってくるということになります。

筆頭株主の投資家について
→無理な要求を押しつけてくるようなアクティビストではない。半年に1回などコミュニケーションをとっており関係は良好。

総会終了後は会社説明会。この形をとってくれるのはありがたいです。ここからは新社長がプレゼン。新社長、創業者のお父さんによく似てます。うーん、吉本の川畑さんにも似てるかな。

質問等。

文教分野は少子化。民間企業へのビジネスも開拓していく必要があるのでは?。子会社化した中村牧場について。

など。

私からは以下の質問。

中村牧場についてはどんなことが得意でどんなことを狙っているのか具体的にわかりやすく。

セグメント別業績、大学向けの学園Sと義務教育等の公教育Sでの利益率の違いの理由、意味

株式の流動性の乏しさへの問題意識と投資対象としての株式の魅力を高める方策

→ビッグデータ解析等で学生の退学とかフィスットネス倶楽部の退会防止への対応ができるようにするなど様々な可能性がある。

大学向けのフローの契約や個別のカスタマイズ等はコストがかかり。公教育のストック収益などは低コストで利益率が高い。

流動性の乏しさは課題。株式分割などはあるが・・・、といった回答でした。

新社長、にこやかでなめらかに話されます。

が、回答、説明がやや長い。丁寧にコメントしようとする意識の反映とも思われますが、回答が長いとその分幅広くいろんな質問や意見を出してもらう時間が削られます。

かつ、質問への回答が的確ではない場合がある。例えば、私はウェルネスのところの利益率が低いことは以前から教えてもらっているが・・、という前提で質問しているのに最初、ウェルネスの利益率の低さについて説明されたりしていました。

にこやかな感じでありながら、相応に緊張感ももって話されていたのかなという印象です。

質問をよく聞く→質問者が求めていることについて端的に答える→全体の時間配分も考えつつ、追加説明で強調したいことがあればする なかなか難しいですが、このあたりがうまくこなせるとよいかと・・。

ここは2月に日本証券アナリスト協会の個人向けIRセミナーもあります。継続的に実施されているのはとてもよいです。総会後の会社説明会と個人向けのIRセミナーは聴衆層も異なり、強調すべきポイントも同じではないはず。一応参加予定なので、どう違いを出したプレゼンになるのか、あるいはならないのか、そのあたりも注目しておきましょう。その時の追加質問事項は次回に。

つづく。

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