桜の京都・観光案内(1)宇治→妙心寺へ

3日から6日は遠方から友人夫妻が来てDroomに宿泊してくれました。ということで京都市内を中心にあちこち観光案内。

4日と5日は鉄道やバスで移動し徒歩のところもかなりあった上に、伏見稲荷大社の山もちょっと上がったりしたこともあり、合計で5万歩あまり。旅行全体では6万歩以上とよく歩きました。

3日の午後にこちらに到着したので、とりあえず定番の宇治・平等院へ。2月以降、別のお客さんも来てくれてその時も案内したので私自身が行くのはこの期間で三度目になります。

その前に宇治川東岸の宇治上神社へ。うーん、雨がきつい。でも、宇治上神社の駐車場にすぐ車を入れられました。道が細いところがありますが、神社の駐車場は無料です。知らない人が多いようで、わりとあいていることが多いです。

これは国宝の宇治上神社本殿から拝殿の方を見たところ。拝殿も重要文化財です。檜皮葺きの屋根が雨に濡れています。宇治は平等院が有名ですが、この宇治上神社も世界文化遺産に指定されており、本殿は神社の本殿建築物としては平安時代のもので日本最古ということです。

が、全体としては神社の規模は小さいです。でも、清々しい雰囲気のある空間ですし、そんなにすごく人が多くないのもよいです。宇治川ぞいの散歩も兼ねて朝の早い時間に訪れたりするといいと思います。

ここから徒歩で朝霧橋を渡って宇治川の西岸に出て平等院へ行くこともできるのですが、雨も強めだったので車で平等院へ移動。

で、平等院を見たあと、宇治川をちょっと遡って天ヶ瀬ダムをちょっと見学。受付のおじさんにお願いするとダムカードをくれます。なにも言わないとくれません。

この日の夕食はSRSホールディングスの優待を利用してさん天で天ぷら定食、天丼など。

翌5日。

天気は予想より早く回復。夜には強めに雨が降っていましたが、朝にはあがっていました。

この日は京都市北部の妙心寺、仁和寺へ向かいます。車で移動してもいいのですが、渋滞状況や駐車場の状況が読めないので車で移動。

JR奈良線で京都駅までいって、そこから山陰線(嵯峨野線)で花園駅へ。9時前には妙心寺前に到着。

臨済宗妙心寺派の本山。大伽藍で塔頭がすごく多いです。臨済宗の寺院としては寺の規模は大きいのですが、ここは京都五山には入っていません。ウィキペディアを見ると室町時代の記述として「妙心寺は大内義弘に肩入れしたことが原因で義満の怒りを買い、寺領すらも没収されていた。再興を果たすのは江戸時代から」と書かれていました。現在は臨済宗の中でも最多の末寺がある宗派になっていると思います。

塔頭が多く、大きな門、お堂もあります。天井の龍の絵は日本屈指の大きさ、そして迫力です。

塔頭の退蔵院へ向かいます。

妙心寺全体は桜の木は少ないのですが、退蔵院はしだれ桜が有名です。でも、まだ咲き始めとの掲示が。桜にも色々種類があり、開花が早いもの、遅いもの、いろいろですね。でも、開花予想の4月第一週なんだけどなぁ・・・。

なに、この招き猫は?。

なんかいいアクセントにはなってましたが。

奥に向かいます。9時の拝観開始直後に入ったので人は少ないです。

ここは瓢鮎図という国宝の水墨画があります。禅宗の関係でひょうたんでナマズを捕ろうとしている(無理なことをしている)ところだそうです。

展示されているのは本物ではなくレプリカですが、精巧なコピーだと思います。まあ、こんなに目前で本物を掲示しておいたら危ないです。

 

 

落ち着いた雰囲気。

 

ということで、可能はの画家が作庭したというのが珍しいそうです。だいたい夢窓疎石とか高名な禅僧由来の庭が多かったりしますけどね。

さて、桜はどうでしょうか・・。

つづく。

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