桜の京都・観光案内(7)蹴上インクラインから南禅寺、永観堂

ようやく旅行3日目、4/5です。

この日は朝から地下鉄で蹴上駅へ行き、そこからインクライン、南禅寺、永観堂、哲学の道と、東山方面を北に歩きました。

このあたりは個人的にもよく行く好きな場所です。哲学の道へ写真を撮りに行く時は早朝からでかけてコインパーキングに車を入れ、人が少ないうちに撮影して喫茶店でモーニングを頼んで人が多くなり出したらもう帰るようなことをしていました。

ということで、蹴上駅からレンガをらせん状に貼り付けたねじりまんぽのトンネルを抜けて、蹴上インクラインへ。

9時前でまだ人は少なめ。桜は満開にはちょっと早い状態。最近は3月中に満開となることが多かったので、それと比較すれば遅めの開花です。

中国の人っぽいカップルが結婚写真の撮影をしていました。京都の桜の名所ではよく見かける光景です。

少し上流の方には水運用の船などもおかれています。展示用のものですね。

ここはインクラインの上の方で、柵の先は水路になっていまするこの水路は南禅寺の水路閣まで続いていて、水路閣の上には今も水が流れています。

インクラインから南禅寺まではねじりまんぽのトンネルから金地院の前を通っていくルートが一般的ですが、この水路をたどって水路閣の上に出ることもできます。今回はこのルートで行ってみました。あまり知っている人がいないので、このルートは静かです。

 

南禅寺は桜の名所というわけではありませんか、きれいに咲いている木もありました。9時頃で人は少ないです。水路閣の下も人が少なく写真を撮るには好都合でした。

これは山門の下かな。

折角なので山門にも上がってみます。西山の方まできれいに見渡せました。大きい山門ではありますが、京都のお寺には同様に大きな門のあるお寺は多いので、まあ「普通に大きい」という感じです。見晴らしという点ではここより少し北の金戒光明寺の門の上の方が比叡山や大文字の方まで見渡せて景色はよいです。南禅寺山門からは比叡山は直接見えません。でも、まあ来られたらのぼってみてください。有料ですが。あ、石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな・・・」がこの場所ですが、実際には時代が違うので史実ではなくあれは創作だそうです。

奥の方丈へも入ってみます。人は少ないです。時間か早く平日ということもあるのですが、この時期は桜の名所や有名どころの観光地に人が極端に集中する傾向があり、逆にこのようにすいている寺院もあります。

石庭。波打ったようになっている砂の目が特徴的です。

モデルさんのような方が撮影をされていました。

ということで、南禅寺を出て東山高校の前を通り永観堂へ。永観堂は紅葉の名所として知られその時期は超絶な混雑状態になることがありますが、この時期は静かです。もうちょっとした新緑の時期などもとてもよいと思います。

花祭りということで甘茶のサービスがありました。

 

すごい枝あぶり。管理が大変。

きれいに補修されています。ここは振り返った姿の観音様で有名で、山の方へあがっていく龍のようにうねうねとした廊下でも知られています。

ここも多くの寺院、神社がそうであるように立地は山のふもとの小高い場所になります。

ということで哲学の道へ徒歩で向かいます。

つづく。

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