ウォール街のランダム・ウォーカー 11版 を読む(7)現金と保険で万一に備えよ

ウォール街のランダム・ウォーカー 11版 を読む(7)現金と保険で万一に備えよ

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社

財産の健康管理のための十か条
第二条 現金と保険で万一に備えよ

原則として、ここもそのとおりだと思います。

ただ、それぞれのライフステージによって、その必要性や意味というのは変化していきますから、
ずっとそのままでいいとは限らないですね。

また、「保険は保険として有用な商品を選択する。」ことが原則だと思いますし、どの金融商品にも
共通するのは、低コストの商品を選択するということだと思います。

例えば、車を運転するのであれば自動車保険は必ず必要です。

まさに保険として万一に備える必要があるからで、自動車を運転しているということは常に自らの責任
で人を死に追いやる可能性があるということですからね。で、保険なしで、その補償をすることは不可能
な場合があります。当然、人命だけでなく、物損等も含めて。

私自身の経験では、私自身の不注意で車VS車の全損事故を起こしたことがあります。

私の車はエアバックが出て、車内は煙がもうもうとしていました。幸い、私自身には怪我はなかったです。
相手方も一応通院はしてもらいましたが、大きな怪我等はありませんでした。

結局、私自身の車両保険の部分も含めて、保険から支払われた金額は500万程度だったと記憶しています。
500万は自己資金から捻出不可能な額ではなかったですが、保険でまかなわれたのは大きかったですね。

実際に大きな事故になった時にどれだけの金額が必要かなど事前にはわかりませんから、対人無制限、
対物も相当の額など、適正な内容の保険に加入するべきでしょう。ちなみに、私は自転車運転特約もつけて
います。自転車で高齢者の方と衝突したりし、責任を問われるようなことがないとは言えませんしね。

加入しているのはネット系の生保です。支払いは当然クレジットカード払いですので、そのポイント
もつきます。

火災保険・地震保険についても、加入はしています。ただ、比較検討が充分にできていないので、
より低コストのものがあるのかもしれません。ここは課題です。
今年の更新の時に、金額を少し下げて保険料を安くしました。

生保の方は順次、整理をしてきて、現在は実質、私地震の定期付き終身のみです。

これは従来の営業型の国内生保で、保険としてはかなり割高なものだと思います。
が、先ごろの手術で、金額は8万程度でしたが、給付がありましたし、夏にもまた手術があるかもしれません。
今後、こうした機会が増加する可能性もあります。

ということで、実質的には定期保険も終身保険もさして必要性は感じでいないのですが、継続をしています。

ここは思い切って解約して、その解約金を運用にあて、入院時等の医療費コストにもあてるという考え方の方
がいいかもしれません。

ここのところは、うちは実質定年後のような収入、あるいは家族全体の状況にあるからこうなのですが、
若年の世代においては、価格が安い定期保険に加入しておく意味が大きい場合もあると思います。

現金については私自身は常に日常的に実際に必要である以上の現金ポジジョンがあります。

が、これを利用してそれなりの運用益を得ている部分もあります。

「個人向け国債ころがし」がやりやすいのは現金ポジジョンが大きいためですし、SBIでIPOが当選するの
も現金の資金枠がそれなりにあるからというところもあります。今後は優待クロスでもこの現金ポジジョンを有用に
活用できるかと思います。

つづく。

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