7261マツダ IRセミナー(2)

7261マツダ IRセミナー(2)

質問は主に以下の3点。

・スカイアクティブ・クリーンディーゼルのエンジンは、エンジンそのものを供給したり、 特許許諾・技術供与のような形で他社に活用してもらうようなことはあるのか。その可能性は?。

・商品ラインナップは現状の(少数の)ラインナップを煮詰めていく形をとるのか。
MPVやRX-8などなくなった車もあるが、こうした車の復活や新しいクルマの開発・登場はあるのか?。
当面、内燃機関が中心でも、将来的にはEVが有望だという印象があるが、認識は?。

・株主優待の設定がない。完成車の会社では設定があるのはホンダぐらいだが。
正規の制度としての優待でなくても、工夫できることはあるはず。 車のユーザーであり株主でもある人への還元も考えてみてはどうか?。

というようなことです。

マツダの現行のディーゼルエンジンについてはちょっと古いですが、NEDOのこのページに詳しいです。
http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201301mazda/index.html

最初の質問についての回答は「引き合いはある」ということでした。具体的に決定されたことはないということでしたが。そりゃ、どういう形かはともかく、あって当然だろうなとは思いました。

ただ、供給量の問題もあるというコメントもありました。エンジン供給ということになると、そんなにいっぱい、頼まれただけ出せるわけではないということ。

ディーゼルエンジンについてはVWの米国での不正プログラムが大きな問題になりましたが、逆にマツダは数値的にすぐれており、基本のコンセプトからして、後処理そのものの必要性が薄いエンジンになっています。まあ、市販車に普通に搭載されているディーゼルエンジンとしては、現状では世界トップといってもいい動力性能、環境性能です。これを武器として生かさない手はないと思います。

可能性としては、いつ、エンジン供給なり特許使用許諾・技術協力等の具体的な話が出てもおかしくないと思いました。というか、他の方も質問されてましたが、この技術は広くいかされるべきで、それを企業の利益にもつなげていく方策を工夫するのが当然でしょう。実現を期待します。

次。商品ラインナップ。 今は少数精鋭主義になってます。それはそれで悪くないです。 OEMの軽は除外して、デミオ、CX-3、アクセラ、(CX-4)もCX-5、アテンザというあたりが基本。今はプレマシーも、MPVも、RX-8もないです。

回答としては、日本のファミリー層に訴求する商品がないということが挙げられていました。 すぐに新しい車種とか、確定したことがあるという話ではないですが、ミニバン的なものは出してくることはありそうです。希望としては、ロータリーのRX-8も続けてほしいですが。

それはまあいいのですが、問題はEVです。

こちらはVWもトヨタも本気を出してきているというイメージがあり、リチウムイオン関連の技術開発のニュースなどもよく聞くように思います。自分自身、航続距離500キロで、価格も下がり、ホディスタイルや走りなども含めていいクルマが出てくればEVも乗ってみたいと思いますしね。

ここはサプライヤーと共同開発しているということで2019年頃には実車が出てくるようです。 当初、どれぐらい本気でどんなものを出してくるか、注目したいと思います。

ただ、2020年でも電気自動車の割合は少なく、そこから10年、20年たっても、なお主力は内燃機関だろうというのが予想だそうです。

まあ、車種にもよるのだけど、個人的にはもう少し早くEVへのシフトというのはありえると思っているのですが。

ここは、現状のリチウムイオン電池では、コスト、エネルギー量等で難しさがあるというのが基本的な認識であるようでした。

ディーゼルエンジンのことに戻ると、性能的にはディーゼルはかつての悪いイメージをあっさりと払拭するぐらいにいいのですが、ネックは価格の高さです。これ、車両本体価格に如実に反映されています。

マツダのものは後処理行程の様々なものは必要なく、その分、ディーゼルとしてはコストを安くできる要因もあるのだけれど、いかんせん、ディーゼルエンジンそのものが部品の精度、強度求められる水準が高いと。かつ、マツダのガソリンはターボはなくて、ノーマルアスピレーションなので、その分、低コストにもなる。 ここは惜しいです。ガソリン車とディーゼル車の価格差は、長距離を走れば、燃料コストの差で数年で埋まるかもしれませんが、そんなに距離を乗らない場合は埋まりませんね。

つづく。

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