アサヒビール大山崎山荘美術館・寶積(ほうしゃくじ)寺
寶積(ほうしゃくじ)寺
サイトはないようなので、こちらのblogをお借りします。
さて、山崎蒸留所を出て、線路沿いに京都方向へ歩きます。日射しが強く暑いです・・・。ふーっ・・。
車は通れない細い道を通って、アサヒビール大山崎山荘美術館への登り口に着きます。
ここは天王山への登り口でもあります。低い山でハイキングコースになっています。大山崎山荘はその途中にあります。
アサヒビールという名前がついていますが、元々は個人の邸宅。それを美術館として運営していくのにアサヒビールが
資金を出したということみたいです。こういうところにお金を出すのは企業の社会貢献活動として意味は大きいと思います。
で、木々の下を通り、トンネルをぬけて、山荘に着きます。
新館という安藤忠雄さん設計の建物もあって、モジリアニ
やモネなどの絵が展示されています。モネの睡蓮は、日本人には人気があるでしょうね。
ただ、圧巻なのはやはり山荘そのもの。映画のセットかと思うほどの建物で、まあ、なんともいえん趣があります。
2階には古い大きなオルゴールがあったりして、時間になると鳴らしてくれます。この響きがまたよいです。さらに2階にはバスルーム
などもあります。これも雰囲気があってよい(今は実際には使用はしていませんが)。
2階のテラスからの眺めも素晴らしいです。付近はもみじの木が多く、ここは秋にもう一度来たいと思いました。
まあ、予想以上によかったという感じです。
帰りは阪急の駅までの送迎バスに乗せてもらいました。ものの5分程度ですが、暑い日だったのでありがたかったです。
これは無料でJR山崎駅を経由して山荘の手前まで往復しています。
この美術館の少し山側にあるのが寶積(ほうしゃくじ)寺。ここはたまたま見つけたのでついでに行ってみました。
山崎の戦いの時に秀吉が本陣をおいた所だそうです。
重文の塔や仏様(閻魔大王など)があるのですが、ここはばあちゃんが一人いるだけで、拝観料を払うと、扉をあけてくれ
るのだけど、すぐに受付に戻ってしまいます。ということで、冷房などはないですが、一人でゆっくり、まさに眼前で仏さん
を見ることができます。
閻魔大王一族?の像は面白いですね。本尊も、ほんとに手でさわれる距離で見られるので、よいです。
お寺とか仏教彫刻が好きならば行ってみる価値は十分にあります。意外とよかったところでした。