2020年 スルーする金融商品(2)クラウドファンディング・仮想通貨

この2つは、いずれも面白いところはあるものの、いろんな意味で金融商品としては成熟度が足らず、個人的な投資対象の主要なアセットクラスとなることは現状ではないです。

クラウドファンディング

玉石混交感があり、リスクもきちんと判断のしようがないというイメージがあります。
金融商品ではなくて、半ば寄付的な意味での事業の支援ということなら、実際に投資対象とする可能性はあります。全体として、ここはさらに幅広く拡大してほしい分野でもあります。ただ、ルールなりリスクを判断する基準のようなものがほしいところです。

仮想通貨

「仮想通貨」って言わないのか、最近は。暗号資産ですか。ブロックチェーンの技術は可能性があると思いますが、金融商品的には単に受給で価格が大きく変動する不安定なものでしかありません。で、それを予測する、判断する要素や基準がわからない。クラウドファンディング以上に「触らぬ神に祟りなし」状態です。

挙げた4つは位置づけが異なり。「触らぬ神に祟りなし」ランクでいくと、1位仮想通貨 2位仕組債 3位ＦＸ 4位クラウドファンディングとなります。