日本株PF組入銘柄シリーズ(4)7203トヨタ自動車

日本株PF組入銘柄シリーズ(4)7203トヨタ自動車

時価評価額 12/30 1,658,510
組入比率 4.43%

「普通」銘柄

ここからは金額が100万台になり、トップ3と比較して金額が一気に少なくなります。といっても、165万程度ですが。

感覚的には、トヨタというのは銘柄的には「普通」という感じです。悪い意味ではありません。

5年のチャートはこんな感じで、値動きの幅はそんなにありません。PER10倍程度、配当利回り3%程度。

西のVW、東のトヨタ

世界の自動車メーカーということでいえば、西のVWに対して、東のトヨタ。まあ、世界的に見て「ものすごい」企業。

それでいて、株価の指標は普通で、そんなにすごく高い評価でもないように見えます。

なんでかというと、マツダのところで書いたけど、

IRセミナー MAZDA 方向性に納得感 うまく進むかどうかは?(3)

自動車メーカーは常に全世界的なレッドオーシャン状態の中で戦ってますから、ものすごい「大勝ち」というのはちょっと想定しずらい。あまり勝つと叩かれますし。

工場等の設備投資、EVだの自動運転だのIoTだのこれまでの内燃機関のメカニカルなものとは異なる開発、貿易摩擦といえばなにかにつけて自動車は出てきますし、為替の影響も常にあります。なのでPER的にそんなに数十倍とかになるようなことはない。自動車メーカーの下にある自動車部品のメーカーはさらに低PERになることが多いです。

投資判断

株価の値動きということで考えるなら、より規模の小さいスバルとかマツダ、また業績的に現在は厳しい日産などの方が面白いところもありそうです。

が、企業的にはトヨタはやはり様々な強みがあり、株式としても、普通にポートフォリオで運用している中に組み入れるという意味では、特に売る意味というのがありません。

ここで積極的に買い増しということもないですが、普通にホールドを継続するのみです。

 

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