日産、5000億円融資枠要請 3メガバンクと政投銀に←トヨタとは違う、このままではすまない
日産の融資枠要請のニユースがありました。
最近、トヨタでも同様のニュースがありましたが、全方位的に「万全」の体制をとるトヨタと日産は、似た融資枠のニュースでも意味が違うでしょう。
「日産は5月に新たな経営再建策の公表を予定している。過剰な生産能力の縮小や従業員の削減などにどこまで踏み込むか注目されており、リストラ費用をまかなう資金の確保も必要」とありましたが、コロナ云々以前から、主力北米で車が売れておらず、大幅値引きに頼った販売で厳しい状況でした。
そこにゴーン云々があり、そしてこのコロナです。その経営再建策、さて、どういう中味で出してくるのか。まあ、おだやかな内容ですむはずがありません。
個人的には日産ではずっと欲しいと思える車がないです。まあ、ノートとエクストレイルぐらいかと思いますが、購入候補としてあがってくることもないです。
EVのリーフは「先進的」かもしれませんが、電池の状況で画期的な進歩でもなければ利益になりません。
欲しいと思えて、実際に購入の可能性があるのは、マツダ、スバル、VW、トヨタの4社です。ただVWは、車としては好きなものがわりとありますが、ディーゼルエンジンでの不正が未だにひっかかっていて、あのメーカーの車を持ちたくないという意識があります。
マツダはこんなニュースも。カーオブザイヤーは韓国のSUVだったようですが、例えばこの赤のハッチバックの斜め後方からの造形などはきれいだなと思わされます。最近のギクシャクしたトヨタデザインとは対照的です。
スバルはアイサイトやAWDでの独自性は感じます。BMWもよさそうですが、車格に対して価格が高すぎます。
日産に戻ると、ここは投資対象として売買対象となったこともほとんどありません。ただてさえ現在はセクター的に厳しさがありますが、個別銘柄として見て投資対象としての魅力に乏しいです。