葬送の仕事師たち

図書館本。

図書館は本日からとりあえず開館しました。全部通常どおりかと思ったら、新聞や雑誌はおいていなくて、閲覧用の机もないなど、まだかなり制限があり、入館者は氏名と入館時間を記載する必要があります。それでも、だんだん日常が戻ってきているようで嬉しいです。

これは、葬儀社、納棺師、エンバーミング、火葬場等、葬送と関わる人にインタビューし、現場を訪ねてのルポです。

それぞれの立場の人の様々な思いと著者の率直な感想等がまとめられ、今日的な葬儀の動向などにもふれられており、興味深く、考えさせられる内容も多数あります。

ここのところ続けて近親者を見送ることがありました。これまでの中で葬儀社の様々な対応については疑問に思うところもありました。今でも様々な問題点や課題はあると思います。

そんな中でも、様々な願いや思いを持ちながらこうした仕事に携わっている方の声を聞けるという意味で、本書は良書だと思いました。文章が読みやすいのもよいです。

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