ポートフォリオ組入銘柄シリーズ(2)3804システム ディ その2 IRセミナーより

ポートフォリオ組入銘柄シリーズ(2)3804システム ディ その2 IRセミナーより

ということで、昨日のIRセミナーの内容です。

新社長藤田氏の説明でしたが、事業内容については既に知っていることがほとんどで、資料も既に見ているものとほぼ同様だったと思います。

新社長に就任されてすぐということもあったので、「社長という立場でなにを最も大切に、大事にして企業経営をすすめるのか。所信表明的なコメント
を。」と聞いてみました。

回答は「真摯に」でした。顧客に対して真摯に、株主に対して真摯に、社員に対して真摯に、真摯に接することで必ず伝わる。社長の誠実そうな人柄が垣間見えるようなコメントでした。

話されていた中からいくつか。以下は正確なコメント内容そのものではありません。

・(業績の上方修正をしているがその中には)コロナウィルス云々の環境下、逆に前倒しで契約が得られた分も含まれる。

・営業活動等で旅費がかかるが、コロナウィルスの関係で直接の営業活動が制限され、従前との比較で旅費、交通費の支出は1/10程度になった。結果的に、この減少した分も利益にのっている。

・展示会なども中止、延期になったものがあり、今後もどうなるか未定のところも。 こうしたコストは使いたくても使う場がないということに。大きな展示会だと2,000万程度のコストがかかることも。例年あるこの分の費用もかかっていない。

・(ここまで業績は好調だったが)ここから新規案件の獲得等の面などで、ボディブローのように効いてくることがあるかもしれない(伸びが鈍ったりする可能性があるという意味か)。

・自治体が顧客の場合は、営業活動の方法が私立の大学などとはまったく違う。設計図(仕様書?)のようなものを示されての入札となるが、もう1-2年ぐらい前から、ロビー活動的な部分も含めて、それを自社の製品に合ったものにするような営業活動が必要となる。

・小規模な顧客の場合、イニシャルコストを5年間で回収するようなビジネスモデルをとることが多い。(初期費用を多く負担することが難しい場合は、分割的に各年ごとで回収していくような形をとるということか)

ここらはちょっと聞いた方の誤解があるかもしれません。あとから訂正するかもしれません。

つづく。

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