四季報拾い読み 2471エスプール 関西進出

「21年11期も派遣と農園、両輪の好調持続」ということで、まあ安心ですが、【関西進出】のコメントあり。これは取材結果の反映ということなのか、会社のリリースでの発表等はなかったと思います。

障がい者就労支援のビジネスモデルは、形としては全国展開できるものです。ただ、屋外のハウス型の場合は、施設設備の規模が相応に大きなものになるので、土地も必要でどこでも開設できるものではありません。同時に、あまり人口の少ない地域では職場としては不便で適切さに欠くところがあります。

また、場所としてはよいところであとっても、点在的に一つの施設だけ離れた場所にあるような形は運営効率等で難しさがある。

ということで、相応の制約があるわけです。

これに対する一つの方策は室内型の比較的規模が小さい「農園」をつくることで、これは既に実際に開設されたものがあります。これであれば、ビルのフロアなども利用することができ、土地や施設整備の制約というのがかなり緩くなります。

と同時に、これまで進出していない地域で従来型のハウス農園を開設するというのがあります。ただ、それをすすめるリソースがどれだけあるのか、あまり急いですすめると様々な問題や難しさが生じる可能性があります。自社のみで新しい地域への進出をすすめるのか、あるいは他社とのアライアンスなどの形などもとるのが、今後の展開に注目しておきたいと思います。

なお、この【関西進出】については、会社側のIRの方にちょっと質問を送っています。またなにか返ってきたら趣旨をお知らせします。

ここは保有は1,600株だったかな。株価が大きく上昇する以前から投資対象としていることもあり、現在の保有分は、売買益で買いコストはまかなっている「ただ株」になっていると思います。

で、細かく売り上がり、買い下がりの対象となっています。また関西でもIRセミナーをしてくれるといいのですが。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です