有望かも銘柄 PF分(4)3480ジェイ・エス・ビー 事業の堅調さと上場株式としての課題 1

有望かも銘柄 PF分(4)3480ジェイ・エス・ビー 事業の堅調さと上場株式としての課題 1

3480ジェイ・エス・ビー、ここは株主総会にも行っていますし、何度も書いていると思いますが、株価の見直し余地という意味では有望かもしれないということで、また登場。

単に企業そのものの評価ということなら6861キーエンスとか6594日本電産とかが挙がってくるんでしょうが、こういうところはもう相応に高評価というか効率的な株価形成になっている可能性が高く、だからといって投資対象になないかというとそんなこともないとは思いますが、個人としてつけこむすきというのはあんまりなくて「お好きでしたら少しずつどうぞ」というようなことになりがちです。

一方、中小型株、ジャスダックとか東証二部とかの銘柄については、バリュートラップという言い方がいいのかどうか、まあまったく注目されずに割安で放置されていたりするものがかなりあります。

資料

3480ジェイ・エス・ビー、ヤフーファイナンスはこちら。

シェアードリサーチのレポートはこちらです。←詳しいです。

会社サイトの資料 2020年10月期 決算説明(資料)

会社サイトの資料 個人投資家向け説明会用

事業内容

ここの事業内容の中心は学生向け賃貸マンションの企画開発・仲介・運営管理。他に、高齢者向けや外国人留学生向けにも進出しています。但し、後者の比率はわずかです。

同業としては毎日コムネットなどが挙げられます。共立メンテナンスなんかも一部重なりがあるかと思います。

ここの事業の主体は学生向け賃貸マンションの企画開発・仲介・運営管理ですが、この部分はコロナ云々の直接の影響などもほとんど見られず、全般に業績は堅調です。高い成長性とまでは言えなくても堅実、堅調に業績を伸ばしてきていると言えましょう。

学生向けマンションとかいうと、若年層の人口の減少傾向から全体としてのパイが縮小してきている、縮小していくような印象を受けます。実際、学生数がここからどんどん増加していくような見通しがあるかというとそんなことはないです。が、その減少のペースそのものはごくわずかであり、一気に大きく減少するようなこともありません。

学生マンションの管理には一般の賃貸住宅とは異なる独自の特徴やノウハウがあります。特徴の一つは入居率そのものが極めて高く、家賃のとりっぱぐれ云々とか入居率が急激に低下するりようなリスクというのは極めて低いということがあります。入居率99.8%。0.1%下がったとかどこかに書いてありましたが、とにかく入居率が高い=空き部屋率が低いです。

管理戸数そのものは管理業者のM&Aなども含めて増加してきています。全体のパイそのものが拡大していくということではなくても、そもそもそのパイの中の占有率がそんなに高いとかいうこともないので、企業としての本業の部分での拡大余地はまだ相応にあるということになります。

長年にわたる事業の取り組みの中で主要な大学の当局や大学生協等とのつながりが深く、信頼関係を構築している点もポイントでしょう。一般の賃貸管理の業者が新たに参入してすぐにこうした可能かといえばそれはなかなか難しいでしょう。基本的にこの事業内容の中心的な部分の「素性の良さ」というのが投資の第一の着眼点かと思います。

こちらに去年の日経ビジネスのインタビュー記事が載っています。昨年の記事で前社長がインタビューに答えていますが、その中で以下のように語られているところがあります。

 予約が思うように入らず不安だと賃料を下げに掛かるので、早め早めに強気で進められるようコントロールしています。

 100で売れるものを95で売らない。そのために細かい仕事を不備なくこなしていきます。そして、それができれば理想的な不動産ビジネスになるのです。

このあたりが本質的な部分というか、利益の源泉となっている部分かと思います。

ですが・・・・。

(つづく)

 

 

 

 

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