「宝くじ」や「博打」「帳簿つけ」よりも、企業そのものの理解を深めることがベース(1)

「宝くじ」や「博打」「帳簿つけ」よりも、企業そのものの理解を深めることがベース(1)

キーエンスの事業報告書

土曜日にキーエンスから事業報告書が届いていました。最近は詳しい事業報告書の会社も多いように思いますが、内容は下記のみで、実にあっさりとしています。

キーエンスが個人向けのIRセミナーをしたなんてことは聞かないですし、ちょっと前に分割はありましたが、株価は依然として5万円を超えるような水準で100株買うのに500万以上必要です。

最近は単元未満株とかポイント投資とか少額での投資が可能な形もありますが、まあ、もうちょっと売買しやすくしてほしいという感じはします。トヨタも5分割が入りますしね。

キーエンスはなんとなぐ「ごちゃごちゃ言わないで、経営は会社にまかせといて。ちゃんとするから!。」というような雰囲気を感じますが、上記の数字を見ると、あらためて驚かされます。

売上が5,400億弱と前年度から若干減少しているのに対して、営業利益が2,800億弱となっています。あちこちで色々取り上げられますのでもう有名になりましたが、あまり馴染みのない人からすると「えっ?、なんか桁を間違えてません?」というような数字です。営業利益率50%を超えてますが・・・・。

まあ、ファブレスとはいえモノづくりつ系の会社でこの営業利益率は驚異的なものがあります。ここの独自性もあちこちで語られるところです。が、もう、こんなことはずっと前から言われ続けていることでもあります。

投資としては、累積投資で毎月1万とか2万、複数の銘柄を買い続けていた対象銘柄の一つがここです。結果的には株価は軽々とテンバガー超えとなり、時価評価での損益は+500万を超える状況となっています。よく個人投資家が大きな利益を得るためには小型株への集中投資が有効といわれたりすることがあります。うまくいけばそれはそうだと思いますが、これは、別に「普通」の銘柄に「普通」にじわじわ資金を投じているだけでも、結果としてはそれなりに大きな成果につながることもあるという例かと思います。

そんなにないけど、いくつかはあるテンバガー銘柄 インベストメントとしての投資

キーエンス以外だとテンバガー銘柄は8876リログループや中国株の不動産関係の万科企業があります。比較的最近だと、テンバガーという言い方がいいのかどうかはわかりませんが、2471エスプールの保有1,500株程度は「ただ株」、買いコストはマイナスとなっていますし、トヨタも上場来高値でそれなりに含み益が拡大しています。

で、こうした利益につながっている銘柄の多くは、エスプールはちょっと例外的ですが、ごく「普通」の当たり前の銘柄をただ持っているだけのことで、うまいトレーディングで利益を出しているのでもなく、小型株に集中投資たしたらそれがたまたま当たって大きく利益が出たような形でもありません。

全体としては「普通」に「当たり前」の銘柄を中心に分散した日本株の運用をして保有を継続していたら、その中のいくつかが企業の成長に合わせて大きく株価上昇したということにすぎません。

これは基本的には中長期、というか期限を特に設定しない、インベストメントとしての投資ということだと考えています。インベストメントというのは、種を蒔いて収穫するという感じですよね。

で、「まとも」な企業に、最悪ではないタイミングで丁寧に投資していけば、それなりの利益が残りやすいというのが個人的な25年ほど株式投資をしてきての実感であり、それがこのインベストメントとしての投資だと考えています。

で、これは日々バタバタと売買している「宝くじ」や「博打」「帳簿つけ」的なものとは意味が異なります。このことはつづきのところで。

つづく。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です