IRセミナー アルインコ 通期も下方修正しなくて大丈夫?

昨日のIRセミナーの2社目は、以前にも話を聞いたアルインコです。

IRセミナー 5933アルインコ 堅実、割安、特に新規性なし

PER10倍以下で配当利回りは4%。500株以上では商品券の優待もあります。

アルインコというと、かなり前からテレビショッピングなどがあり、健康器具の販売などは現在も継続されていますが、利益の9割程度は建設用の足場が稼いでいます。

これをレンタルの業者などに直接販売したり、あるいは自社からレンタルしたりするという形で稼ぐということです。

足場関係は信和という会社もありますが、ちょっと足場の形式が違うのかな。このあたりがはっきりわかっていない、というか忘れてしましましたが。

アルインコに戻ると、ここはセグメント別で利益の額とか業績の状況がかなり違います。

主力の足場中心の建設資材セグメントは売上も利益も相応に安定的で屋台骨になっている感じですが、レンタルのたころは利益の増減が大きく、フィットネス機器等を含む住宅機器セグメントは売上も利益も低水準。トランシーバーのような無線機は、これも利益水準が極めて低い。今はアルミ価格とか物流コストがかなり上昇しており、そうしたことも利益圧迫の要因となっているようです。

ここは第2四半期まではかなり厳しい状況で、業績も下方修正しています。通期の予想はそのままで、前期の状況を見ると価格値上げ等がすすんで一定の業績の改善があったとしても、通期予想を達成するのはかなり厳しいように見えます。このあたりのところを質問してみましたが、もうひと業績達成に自信があるようなコメントはもらえませんでした。そりゃそうかなという印象ですが。

質問内容については他のお客さんから「いい質問でした。勉強になりました。」と事後にほめていただきました^^;。

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