IPO 7794イーディーピー ポジティブ要因・ネガティブ要因(3)希少性

公開株数はどうでしょうか。下記のようになっています。

公開株数 493,300株(公募360,000株、売り出し69,000株、オーバーアロットメント64,300株)

公開価格は5,000円で、これは仮条件の上限。値がさ云々で不安感の指摘もあるようですが、しょぼく下限で決まるよりも安心感はあります。

例によって1.5倍でのロックアップ解除となるVC保有分があります。6位、7位、9位の株主が該当で30.55万株あります。

公開株数50万株は数としては少なめで相応の希少性があり。初値水準としては、とりあえずこの1.5倍の7,500円が意識されるということになりましょう。

初値7,500円で出来高が20万株とすると、15億。そこまで最初の出来高はないかなと思います。15万株で7500円なら、11.25億。これはあるかな。

銘柄の面白みや内容から、IPO活況期であったら初値はぶっ飛んでもいいような銘柄かと思いますが、今はそうもいかないかなと思います。

ここらは地合いとのからみで、どこまで当初配分の当選組の売りが出るのか出ないのか、どこまで初値買い資金が入るのかというあたりが焦点。

大型株の場合は若干の売り渋り云々は初値形成に与える影響は少ないでしょうが、このレベルの株数であれば個人の売買動向の売り渋りも効果があるでしょう。

個人的にもわずか100株ですが、いきなり成行で売りを出す形はとりません。むしろ、初値形成が翌日に持ち越しになったりするケースは考えにくいので、信用で実質成行的指値で買い増しの形をとりましょうか。

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