開示が出ておりました。こちらです。

8月の一ヶ月で、取得した株式の総数 47,200 株、株式の取得価額の総額 160,551,000 円となっています。

平均3,401円。8月の営業日は22日ですから、1日平均では2,100株ほどです。

ここは出来高が少ない銘柄で、1日では1万台から2万台という出来高のことが多いです。となると、全出来高のうちで1割程度が自社株買いということになります。

それなりの株価下支え要因にはなっているし、配当だととりあえず税金を引かれますが、自社株買いはそれはないので効率的には中長期保有の株主には現金配当よりも自社株買いの方がよいということろもありましょう。だいたい配当と自社株買い、それぞれ年間で4億程度というようなイメージです。

ただ、現金配当は配当性向でいえば10％、社長自ら株主総会で「低いです、」と言わなければならない水準です。昨日、今日の新興企業ではなく、業績は安定的に推移している企業ですから、株主還元全体の水準をもう少し引き上げることが求められますし、単にクオカードとかを配るようなものではない、独自性のある株主優待の設定など注目度を高めるような施策を期待したいところです。

事業内容は一見の印象以上に参入障壁もあり堅実さがあって、相応の成長性もあると見ているのですが、株価的にはＰＥＲは1桁台で、あまり評価されません。「JPX日経中小型株指数」構成銘柄への選定というのもＩＲ情報に載っていましたが、あまり効果も出ていないように思います・・・。

株主還元やＩＲの積極的対応などで、あまりなにもしないようであれば、また株主総会で軽くぶちかまそうかなと思っています(^_^;。