戸隠・安曇野 魂に響く旅(6)

戸隠・安曇野 魂に響く旅(6)

この時期、鏡池は天候がよければ、三脚が一斉に並ぶような混雑になることもあるようです。

訪れた日は、山にはガスがかかっていましたが、それもまた何か独特の雰囲気があり、人は少なく、静かな山の池の雰囲気を楽しむことができました。

こんな感じで池の周囲は遊歩道として整備されていますし、道は戸隠の奥社や森林植物園の方にも続いています。
ここは新緑の頃もとてもいいと思います。しばらく泊まって、このあたりを散策するのもいいでしょう。

落ち葉の降り積もった池の周囲の道を歩きます。こういう道は考え事をしながら歩くのもいいです。
池の畔には何人かお客さんはいますが、こちらまで歩いてくる人は、この日は誰もいませんでした。

京都の有名な寺院の紅葉、例えば東福寺とか神護寺とか永観堂とか、そういう場所は、紅葉の色は楓の赤がペースになっているように思います。
永観堂なんか、最盛期は、これでもかというほどの赤、赤、赤ですね。
それは、いわば人が管理してそのように作り上げたもの。それはそれで素晴らしいです。

それに対して、山の紅葉の色は黄色がペースで、そこに赤やら緑やらの色がまじります。
山でももちろん人工的に植林された林などもありますが、やはり、その全体の色や雰囲気は、京都の紅葉とは趣きが異なります。

どちらも、それぞれのよさがあると思います。

こういう赤一色の木はむしろ少ないです。

ぐるっと一周もできたようですが、事前に道を確認してなかったので、ここで来た道を戻ります。

ここで白い馬でも出てくれば、東山魁夷の絵ですね。

静かです。

様々な色が交じり合う、山の紅葉という感じです。

山にはガスがかかってます。この日は晴れることはありませんでした。

池の畔にどんぐりハウスという、カフェ・ショップがあります。なかなかよい感じ。

ちょっと休憩してから旅館に向かいます。

この場所は新緑の頃にまた来たいですね。他にも、ここよりも小さいですが、いくつか池があるようですし、
遊歩道を歩いてまわるのも楽しそうです。

つづくよ。

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