どうする新NISA? 証券会社変更? 

ということで、来年から新NISAですが、これはどうしましょうか。

NISA口座はこれまで大和証券でつくっていて、家族分も口座があるため私自身が代理人として登録してその分のNISA口座も管理してきました。

これは主にIPOの配分があった時にそれをNISA口座に入れて売却益を非課税にすることや、高配当の株式やREITの銘柄をNISAに入れておいて配当等を非課税にするなどの形で利用しており、いずれも一般NISAで積み立ては利用していませんでした。

大和証券は株式投資を始めて最初に口座を開設した証券会社であり、以後、IPO、社債や転換社債、中国株や外国株、個別銘柄の累積投資、個人向け国債など様々な形で利用をさせてもらってきました。伝説のIPO一発で500万以上の利益があったのも大和支店での配分によるものです(8876リログループ)。

が、基本的に投資信託やファンドラップなどの高コストの商品は利用することがなく、通常の売買は売買手数料の水準から利用する意味がないため、日常的にはただIPOのブックに参加するだけになっています。

担当者も以前の担当者が転勤になって以後(彼は某支店の支店長になっているようです)、特定の担当者すらおらず、電話に出た営業担当者が対応する「お客様係」が担当という状況になっています。IRセミナーもないため支店へ行く機会もありません。京都支店は新しいビルになっているので一回行ってみたいのですが。

この間、私自身資産運用の金額そのものは増えてはきていますから、いわば大和はその資金の取り込みに「失敗」しているとも言えます。私に限らずアクティブに自分自身の判断で運用をすすめていく個人投資家にとっては、大和証券の存在感は薄い場合が多いのではないでしょうか。では、大和は新しい投資家層の取り込みについて意識していないのかといえば、系列の大和CONNECTはスマホ取引を基本にして明らかに若い層を意識した証券会社として事業を展開していて、ここに興味がないわけではないようです。

野村などは小口の個人投資家には最初からあまり意識がいっていないようで、それはそれである潔さというかそういう方針もあるかなと思わせるところもあるのですが、大和はある意味、中途半端になっている感じがします。

一方、日興はダイレクトコースの場合、一般信用売建の銘柄、株数が他社よりずっと多く、信用取引の手数料もかからないため、優待クロスでは必須の証券会社となっており、IPOもステージを高く保つことによって優遇当選の確率が高まるような仕組みもあり、存在感がある証券会社になっています。(大和のIPOは以前にあったチャンス当選という仕組みはなくなってしまいました。これは対照的です。)但し、日興については支店との直接のつきあいはありません。

うーん、これは新NISA口座は日興にした方がメリットがあるかもしれませんね。ここはちょっと具体的に検討をしてみましょうか。

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