ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト
図書館本。
森永先生の本。
収入と支出のバランスをとり、借入ばかり増加するのはよくないとする財政均衡論。
これ、家計とか企業ならそうなんでしょうが、通貨発行権がある国の場合はどうなのか。原理的に国債のデフォルトはありえないというのは、それはそうですよね。
国債暴落だの、財政破綻だの、国民一人あたり○○の借金といった言辞の「まやかし」は明白になりつつあるように思います。
本の最後に書かれていますが、こういう正面から財務省を批判したような本は、大手出版社は出版を嫌がるようです。あたかも、ジャニーズへの忖度のよう。
私自身はこの本の内容を批判し返すような知識、見解は持ち合わせていません。