3480システム ディ IRセミナー 要望等
昨日のIRセミナーのもう一社はいつものシステム ディでした。
新社長のプレゼンでした。聞き慣れているということもありますし、その前のEngineのプレゼンがひどかったということもありますが、スムーズな話し方で聞きやすく、資料もついても丁寧でわかりやすかったと思います(資料もだんだん改善されていると思います)。
反面、特に強調するポイントはどこかというのがやや伝わりにくい感じもしました。また、場や聴衆の状況によって、話し方や力点を変えるなどのことが臨機応変にできるようだとさらによいかと思います(IRセミナーは高齢な方の割合が高いですのでIT関係のことなどはかなりかみ砕かないと伝わりにくいところもあるかと思います)。
「存在は意識を規定する」と言ったのはマルクスでしたか。立場が人をつくるということもあると思います。新社長には新しい立場で積極的に仕事に取り組まれ、個人として企業として成長していかれることを期待しておきます。
その上で要望等。
・障がい者雇用については、そんなに詳しいことでなくていいですが、資料の中の従業員のところなどで法定雇用率との関係なども含めて一言説明があるとよいかなと思います。
・株主優待については、費用対効果で意味が大きいとするならば実施を検討してみてもよいと思います。どんな形でどんなことをすればどうなりどんなことが期待されるかなど、シミュレーション的なことも含めて具体的に検討してみてほしいです。以下で指摘しているようにここの課題に即した活用の仕方もあるかと思います。
上場企業ですから、業績を伸ばして成長するのは当然として、投資対象としての自社の株式の魅力を高める施策を検討、実施していってほしいです。
現状から株価的にもさらに評価が高まるカタリストとなるなにかがほしいところです。思い切った増配なども一つの方法かと思います。個人的には500株程度を売買を重ねて低い買いコストで保有を継続しているだけでPFの主力銘柄にはなっていませんが、さらに買い増ししようと思わせてくれるような施策を期待します。
・IRでの情報提供をより積極化してもらいたいです。
例えば、株主総会での質疑応答、その後の説明会での質疑応答などは、やりとりの文言そのものでなくその内容の趣旨をまとめてIRのところで情報提供するといったことは可能かと思います(こうしたことを実施している企業もあります)。どんなことが可能か検討し工夫してみてほしいです。