2024「やらかし」データベース(4)投信つみたて買付失敗のお知らせ

2024「やらかし」データベース(4)投信つみたて買付失敗のお知らせ

事例4

判明日時:2/16

種別:NISA口座投信シミ立て

内容:日興證券から、以下のお知らせメールが届いていました。つまり、MRFの残高が不足して投信が買えていないということです。

「投信つみたて買付失敗のお知らせ 2024/02/1604:42

【投信つみたてプラン】引落エラーのご連絡 投信つみたてプランをご利用いただきまして、ありがとうございます。

当月の引落につきまして、お客様の口座より引落ができませんでしたので、お知らせいたします。翌月以降の継続をご希望の場合は、引落日の前営業日までにご入金をお願いいたします。なお、今回を含めて、3回連続で買付が行われなかった場合、お客様の契約は自動解除されますので、当プランをご利用いただく場合は新たにお申し込みください。」

対応:MRF残高を確認

防止策:引き落とし日を確認の上、MRF残高の不足がないようにする。引き落とし日を投資手帳に記入しておく。

メモ:日興の口座は優待クロスの売建ではよく使いますが、それ以外はIPOのブックぐらいで現物の取得はほぼ楽天か日興の手数料無料の口座のどちらかになっています。日興の口座には現物保有の株式のかなりの部分が入っているため、常時、信用の余力は相応にある状態になっているため、必ずしも現金を入れておかないといけないということはありません。それでもそこそこの現金は入っていることが多いのですが、今回はほぼMRFに残高がない状態のことがあり、ちょうどその時が投信買付の引き落としのタイミングだったということです。これはほとんど意識していませんでした。積み立てそのものは意識せずもう忘れているぐらいで別にいいと思っていますが、そりゃ資金がなければ買えません・・。
今回はダメージ感はほぼない「やらかし」でした。

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事例3

判明日時:2/14

種別:優待クロス

内容:物語コーポレーションのクロス、現物を売却せずそのまま口座に残っていました。

対応:本日、現物を成行で売却。

防止策:決済注文時に確認するエクセルファイルを正確に作成し、注文時に確実に確認する。

メモ:最近の優待クロスは、日興か楽天で売建、現物は楽天という形が多いのですが、これ以外の形になることもあります。例外的なパターンの時がミスにつながりやすく、今回の決済注文漏れも現物保有が楽天以外の口座でした。しかし、注文忘れ以上に、それが今日まで気がつかず見過ごされていたというのも問題・・・。なお、今回はラッキーパンチで結果的には利益が残る形になりそうです。

事例2

判明日時:1/31

種別:優待クロス

内容:平和堂のクロス、売りは一般信用のはずが制度信用になっていました。

対応:翌日、一度クロスを解消。逆日歩の過去の状況等で制度信用を使う場合もありますが、基本はコストがほぼ確定する一般信用の利用を原則としているため。

防止策:注文の再確認。なにをどう確認するのか、いつするのか、チェックリストでもつくって確実に実行できるようにする。それがルーティーン化してしまえば、面倒という感覚も薄まるかも。

メモ:皆無ではなかったように思いますが、ほとんどない事例。自分で確認すると確認したつもりで確認になっていないことや、間違った思い込みなとでミスになることもあります。幸い、傷は浅い事例でした。

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事例1

判明日時:1/26

種別:優待クロス

内容:1928積水ハウスのクロス、売り買い各1000株のはずが売り注文を900株しかしておらずそのまま約定した。

対応:翌日、楽天の一般信用短期で不足の100株信用売りを追加し売り買い1000株ずつの形にする。前日より3円高く売れたので、クロスのコストを少し節約。

防止策:前日に注文していても、当日の朝、また寄り前などに再度売買注文を確認する。必要な手間を惜しまない。

メモ:通常、「やらかし」発覚時は損益にかかわらず即刻「やらかし」を解消するようにしているが、今回はPF組み入れを考えていた銘柄だったので、「両にらみ」の対応になりました。これは原則外。

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